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あきる歯科ブログ 2016年9月

笑気吸入鎮静法

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

前回のお話の続きですが、歯科治療に対する恐怖心が強い方や嘔吐反射が強い方には笑気がお勧めになります。
笑気は導入が早く、抜けるのも早いため、車で来院していただいても大丈夫です。

準備として5分ほど酸素と笑気の混合ガスを吸入していただくことになりますが、通常の治療と違う点は、笑気を吸入する鼻マスクを装着していただくこと、積極的に鼻から吸引していただくこと、導入して5分、施術が終わった後5分ほど回復までお時間をいただくことになります。

注意点としては、中耳炎治療中の方、2か月以内に眼科の手術を受けた方、妊娠中の方はできないこと、鼻詰まりなど鼻から息ができない場合はできないこと、施術中に口を開くとそこから笑気が抜けるため、お話は最小限、マスクがずれないように、マスクから吸入するようにするなど患者さんの協力が必要なこと、効果に個人差があることなどがあります。

効く人には非常に便利なアイテムになりますが、向き不向きがあるため、初回1080円でお試ししていただくことをお勧めしています。興味がある方はお声がけください。


痛みが少ない治療のために

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 先日書きました歯科恐怖症や嘔吐反射の強い方の治療に関してですが、まず第一に痛みが少ない治療を行うことが目標になります。

無痛治療とよく言われますが、厳密には無痛治療というものは存在しません。正しくは減痛治療ということになりますが、痛みを感じないように留意すれば、無痛で治療を行うことも可能になります。

ポイントはまず表面麻酔(塗る麻酔)を効かせること、歯肉を乾かして奏功しやすい状態で表面麻酔を塗ります。
次に、麻酔の注射の針を刺すときが痛いため、歯茎の柔らかく動く部分をひっぱってテンションをかけ、針を刺すのではなく、粘膜側を針にかぶせるようにすると刺入の痛みが出にくくなります。

次に、麻酔薬を注入するときの圧力が痛みの原因になりますので、電動注射器などゆっくりと薬液を送り出すものを使用するとなお痛みが出にくくなります。

針自体に恐怖を感じる方もいますので、その場合はシリジェットという無針注射器で表面麻酔をしっかり効かせる方法もあります。


水圧で麻酔薬を注入する無針注射器「シリジェット」

また、歯科で苦手とされることの一つに「歯石取り」が染みるということがあります。
原因としては、歯周病になったたため、通常保護されている歯の根の部分が露出してしみやすくなっている場合や、炎症を起こしている歯茎が痛む場合、超音波の振動が強い場合などがあります。

現在使用しているエアフローマスターピエゾンはチップへの負荷が小さいときにはパワーを弱め、負荷が大きいときにはパワーが大きくなるという先進フィードバック制御により、不要なパワーによるチップの振動で生じる歯面への負担を軽減します。また、振動を制御することでチップの先がぶれて歯に強く当たっていたいということが起こらないようになっているため、非常に優しく歯石をとることが可能です。

それでも超音波歯石取りが苦手な方には、グリシンや重曹のパウダーを噴霧することで広範囲のバイオフィルムの除去をおこない、痛みが出ることを避けることができます。着色を落とす際にも有効です。


エアフローマスターピエゾン

このように痛みが出にくい機械や方法を使って治療をしていきますが、それでも怖いという方には笑気吸入鎮静法という、笑気ガスでリラックスした状態になり、恐怖心を抑えて治療を行う方法もあります。笑気についてはまた後日報告致します。

歯科恐怖症と嘔吐反射の方への取り組み

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 歯医者でものすごく痛いことや嫌なことがあって歯医者が怖い方など歯科医院自体に恐怖感を持っている方を歯科恐怖症といいます。また、そこまでではなくてもなんとなく怖いからという理由で、「歯医者に行かなきゃな」と思いながら足が遠のいていう方は多いです。

また、嘔吐反射といって口元からお口の中に触るだけでオエッっとなってしまう方も治療の難しさから、歯科治療は敬遠気味になってしまいます。

あきる歯科では、この、歯科恐怖症や嘔吐反射などの「治療した方がいいとわかってはいるけれどなかなか歯科医院にいけない」方向けの治療を始めました。

恐怖感を減らし、治療のハードルを下げる方法として、

①できるだけ痛みが少ない治療を行う 
  (シリジェット、エアフローピエゾンマスター、アネジェクト)
②現状と、何をやるかを説明したうえで治療を行う
  (口腔内カメラ、レントゲン、CT、治療説明用動画ソフト、オーラルクロマ、唾液検査)
③それでも治療が難しい方は笑気吸入鎮静法によりリラックスした状態で治療を受けてい 
 ただく

ようにしています。
各項目については明日以降もう少し詳しくご説明します。

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