あきる歯科ブログ

新型コロナウイルス予防に口腔ケアもしっかりと

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

新型コロナ禍で大変な日々だと思いますが、歯医者としてお伝えしたいことがありまして今回はコロナというか
感染予防について。


まず、インフルエンザを予防するのには、歯磨きや口腔ケアに努めることが重要だという研究結果が出ています。


同じウイルスであるインフルエンザや風邪の場合、口腔ケアが不十分な場合歯垢(プラーク)がふえ、このプラークに含まれる細菌がプロテアーゼという酵素を出して、ウイルスが気道の粘膜から侵入しやすくなることがわかっています。

 
つまり、お口の中を不潔にしているとプロテアーゼの量が増え、インフルエンザや風邪の発症や重症化を招きやすくなるということです。


きれいなお口と汚れているお口と、どちらが菌が繁殖しやすいかイメージしていただければわかりやすいと思いますが、
風邪やインフルエンザ、新型コロナなどのウイルスでももちろん同じことが起こっているわけです。

2006年2月放送の「ためしてがってん」でも、歯科衛生士からの適切なケアで、介護施設のインフルエンザの発症率が1/10に抑えられたことが放送されました。

治療があって歯科医院に行くことがあるのならば口腔ケアを、自宅にいるのでも歯ブラシをしっかり行うだけで感染は抑えられる可能性が高いです。おうちでもお口のケアをしっかりやっていきましょう。

 


 


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