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あきる歯科ブログ 2023年12月

入れ歯はどんなものがいいのか?

 こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

 今回は、入れ歯の種類について。

 僕も診療をしているとどの入れ歯がいいの?とよく聞かれます。
解答ですが、入れ歯に関してはどれがベストというものはないので、
どの部分に困っているかでおすすめするものが変わってきます。
 
 入れ歯で困る場合は大きく分けて4つ

①しゃべりにくい 違和感がある 味を感じない
②金属のバネの見た目がきになる 入れ歯のイメージが悪いので入れ歯をつけているのがわからないようにしたい
③入れ歯が痛くて調整してもなかなか治らない
④しっかり噛めない

 この上記のどれかで困っている場合が多いです。

 ①しゃべりにくい 違和感がある 味を感じない
に関しては、総入れ歯で特に多く、
床の部分が舌を動かす邪魔になってしまうのでしゃべりにくい
クラウン(差し歯)やブリッジと違い床やバネなど今までなかったものがはいるので違和感が大きい
床の厚みが熱や味を遮断するのでおいしくない
等が原因です。

 この場合は金属床義歯がおすすめになります。
上顎金属床総義歯2.jpg

床の厚みは保健の入れ歯の場合強度を確保するためにできれば1.5mm、最低1mmは厚みが必要になります。
金属で作れば割れることはないため0.1~2mmの厚みで作製が可能なため、異物感が少なく、
しゃべりやすく、熱も伝わる入れ歯が作成可能です。味に関しては特殊な素材で金属部分の強度を保ちつつ、
味覚を感じるものもあります。

 ②金属のバネの見た目がきになる 入れ歯のイメージが悪いので入れ歯をつけているのがわからないようにしたい
に関してはノンクラスプデンチャー、当院ですとスマイルデンチャーがおすすめになります。
金属のバネがなくゴムのような素材で歯を挟んで固定するため、ぱっと見には入れ歯を使っているようには見えないこと、
ゴムは曲がっても折れることはないので保健の入れ歯に比べれば薄く作ることも可能です。
 ただし、ゴム素材はたわむため、歯の数が少ない場合入れ歯のたわみを押さえるために
金属の床材を入れる必要がある場合もあります。

04.jpg

55.jpg

③入れ歯が痛くて調整してもなかなか治らない ④しっかり噛めない

の場合はコンフォートがおすすめになります。
顎の骨が痩せた場合、骨の出っ張りが大きい場合は硬い入れ歯と骨に挟まれた肉の部分が痛くなりやすいです。
コンフォートは生体シリコンという歯肉に近い素材を入れ歯の裏側に貼り付けることで
痛みがなくしっかり噛めるようになる入れ歯です。厚みは通常の保健の入れ歯と同じようになります。


このように、ご自分の気になる悩みを改善する入れ歯を作成するのがおすすめになりますので
歯科医院で何に悩んでいるかを教えてください。

マウスピースは身体能力をたかめるのか?

 こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 今日はスポーツ歯科におけるマウスピースについて。
 スポーツ歯科でマウスピースを作っていると必ずでてくるのが、「マウスピースで身体能力が上がる」という言説です。
人気格闘漫画「グラップラー刃牙」の1話で刃牙の対戦相手の末堂がテンプレートを使用するシーンがありますが、
身体能力が30%アップなどととんでもないことを言っています。
 本当だったらオリンピック選手みんなつけてますよね。

 このあたりの「マウスピースで身体能力向上」に関しては一時期猛烈の流行し、実際に研究が行われた結果
一部の競技以外、ブラシーボ以上の効果が認められずに廃れていきました。
 うたい文句としてはかみ合わせをがっちりさせることで筋肉に力が入るという事だったのですが、
人の筋肉は伸ばす筋肉と縮む筋肉がセットになっているので、仮に筋肉に力が入ったとしても
両方の筋肉に力が入ってしまうと相殺してしまうこと、複雑な動きが必要なスポーツ、例えば野球などでは
筋肉に力が入りすぎた場合体が硬くなりパフォーマンスが落ちること、そもそも多くのスポーツで、
試合中に歯をがっちりと咬むことは少ないこと(野球の投球、サッカーのパス、シュート、バスケのドリブル、ほとんどの場合
運動時にかみしめは起こっていません。)等から現在は否定されています。
 アームレスリングやウェイトリフティングなど、運動中にかみしめることが常態となっているものなら
効果はあるかもしれませんが、現在のスポーツ歯科のスタンスとしては、歯の保護、外傷の予防が主な目的で、
付加的に体幹のバランスを向上させる効果があることが取り上げられるくらいとなっています。

 しかし、本当に効果がないのかというと、FANGARMOUR(ファングアーマー)というメーカーの出しているマウスピースは
既存のスポーツ用マウスピースとは異なる発想で作られており、多くのスポーツマンが愛用しています。
 こちらは正しい顎の位置にマウスピースで誘導することで体幹の安定、気道の確保を行いパフォーマンスの向上と体の可動域を広げるというものです。

 ベンチプレス世界チャンピオン児玉大紀 オフィシャルブログ 「ベンチプレス世界チャンピオン」 Powered by Ameba (ameblo.jp)
 ムエタイキックボクシング世界王者4冠中嶋平八オフィシャルサイト 『FANG ARMOR』 - 中嶋平八 (nakajimahey8dojo.com)
 ユーザーとしては、塚越広大(レーサー)ロニー・クインタレッリ(レーサー)、中尾春香(モーグル)、中谷正義(OPBF東洋太平洋ライト級チャンピオン)、宮崎亮(元WBAミニマム級世界チャンピオン)、橋詰将義(日本スーパーフライ級新人王)、出花崇太郎(コンバットレスリング)、高山勝成(日本人初のボクシング主要4団体世界制覇)、渡辺一樹(レーサー)、中須賀克行(レーサー)などなど多くのアスリートが使用しています。

 今回、プロアスリートを対象に作っていたFANGARMOUR(ファングアーマー)の開発者が、一般向けに
同じ発想で作製した新製品「ZONEPIECE」を販売することになり、僕も半信半疑ながらデモに来てもらったのですが、
スタッフにデモをやってもらった結果、5分のデモでスタッフの柔軟性が明確によくなりました。
具体的には体の硬いスタッフに前屈してもらうと指先が足首につくくらいだったのが、
デモ後、マウスピースをつけてもらうと床に指先がつくところまで柔軟性が向上しました。
左右への体のひねり(回旋)も、マウスピースをつけると明らかに曲がるようになります。

僕もちょっとびっくりしましたし、スタッフは大興奮していました。

これはすごいかもしれないと言うことで、自分用に一度作ってためしてみようと思います。
報告はまた後ほど。




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