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あきる歯科ブログ 2024年1月
歯ブラシをしっかりやれば虫歯は防げるのか?
こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。
今日は、歯磨きのおはなし、歯磨きを頑張ってるのに虫歯になるの?
定期検診に言っていたのに虫歯になるの?
と、聞かれることがありますが、残念ながら答えは「イエス」です。
まず、前提として歯の表面がきれいに磨けて汚れや歯垢がない状態であれば虫歯にはなりません。
しかし、完璧に歯磨きをすることは難しいです。歯と歯の間、歯の溝、歯の付け根、
ブラシが物理的に届かない隙間というのがあるからです。
小学校の検診なんかで、歯の汚れを染め出して見てみると言うことをやったことがあると思いますが、
歯科医院に来て染め出しをした場合、よほど歯磨き指導をしっかり受けた人でない限り、歯の表面の7割程度は
汚れが残った状態になっています。平均的に6~7割は汚れが残っている状態です。
ご自宅で染め出し液を使って磨いている方や、歯磨き指導を定期的に何度も受けている方で
20~30%染まるくらいならばなら、相当によく磨けている方です。
これを20%以下にするのが歯周病治療における目標になるのですが、逆に言うと20%は相当に歯磨きが上手な方でも
汚れが残っていると言うことになります。だからこそ、一つは歯科医院で定期検診を行い虫歯ができていないか、
歯茎の炎症がないかを確認する必要があります。また、口腔内の環境を悪化させないために頻回の間食や、甘いもの、
特にお口の中に停留しやすいガムや飴やクッキーなどの摂取をコントロールする必要があります。
もう一つ、大事なのは、下図に示すように歯ブラシの毛先は顕微鏡で拡大すると、歯の溝より太いので
歯の溝の汚れを取ることができません。そのため隙間に届くフッ素で予防処置をすることが必要になります。
今日は、歯磨きのおはなし、歯磨きを頑張ってるのに虫歯になるの?
定期検診に言っていたのに虫歯になるの?
と、聞かれることがありますが、残念ながら答えは「イエス」です。
まず、前提として歯の表面がきれいに磨けて汚れや歯垢がない状態であれば虫歯にはなりません。
しかし、完璧に歯磨きをすることは難しいです。歯と歯の間、歯の溝、歯の付け根、
ブラシが物理的に届かない隙間というのがあるからです。
小学校の検診なんかで、歯の汚れを染め出して見てみると言うことをやったことがあると思いますが、
歯科医院に来て染め出しをした場合、よほど歯磨き指導をしっかり受けた人でない限り、歯の表面の7割程度は
汚れが残った状態になっています。平均的に6~7割は汚れが残っている状態です。
ご自宅で染め出し液を使って磨いている方や、歯磨き指導を定期的に何度も受けている方で
20~30%染まるくらいならばなら、相当によく磨けている方です。
これを20%以下にするのが歯周病治療における目標になるのですが、逆に言うと20%は相当に歯磨きが上手な方でも
汚れが残っていると言うことになります。だからこそ、一つは歯科医院で定期検診を行い虫歯ができていないか、
歯茎の炎症がないかを確認する必要があります。また、口腔内の環境を悪化させないために頻回の間食や、甘いもの、
特にお口の中に停留しやすいガムや飴やクッキーなどの摂取をコントロールする必要があります。
もう一つ、大事なのは、下図に示すように歯ブラシの毛先は顕微鏡で拡大すると、歯の溝より太いので
歯の溝の汚れを取ることができません。そのため隙間に届くフッ素で予防処置をすることが必要になります。
(あきる歯科) 2024年1月17日 12:35
骨粗鬆症の注意点
こんにちは、あきる歯科の濱窪です。
本日は、骨粗鬆症に関して。
骨粗鬆症は、骨吸収抑制剤が投薬されることが多いのですが、
服薬しているかたの抜歯等の外科処置を行ったときに骨壊死を起こすと言うことで
侵襲的な外科治療ー抜歯、インプラント、歯周外科、根尖切除術などの場合
休薬してから処置を行うことが推奨されていました。
2016年の骨粗鬆症に関するポジションペーパーにおいて、休薬する根拠にかけるが状態を見て
主治医と検討をするという内容だったのが、昨年2023年のポジションペーパーでは
原則として侵襲的処置時にも休薬しないことが示されました。
骨粗鬆症のかたも休薬の必要はなくなりましたのでご安心ください。
しかし、顎骨壊死にならないわけではなく、以前高容量骨吸収抑制剤服薬患者のインプラント治療などは
行うべきではないという見解が示されています。
骨粗鬆症の患者さんは、2023年のポジションペーパーでは全患者を歯科スクリーニングの対象とする
と記載されています。今後のリスクを考え、骨粗鬆症の治療を始めた方は早めに侵襲的治療を
行っておいた方がいいという事です。
骨粗鬆症の治療を始めた方、治療中の方は、一度歯科医院で検診を受けることを推奨します。
本日は、骨粗鬆症に関して。
骨粗鬆症は、骨吸収抑制剤が投薬されることが多いのですが、
服薬しているかたの抜歯等の外科処置を行ったときに骨壊死を起こすと言うことで
侵襲的な外科治療ー抜歯、インプラント、歯周外科、根尖切除術などの場合
休薬してから処置を行うことが推奨されていました。
2016年の骨粗鬆症に関するポジションペーパーにおいて、休薬する根拠にかけるが状態を見て
主治医と検討をするという内容だったのが、昨年2023年のポジションペーパーでは
原則として侵襲的処置時にも休薬しないことが示されました。
骨粗鬆症のかたも休薬の必要はなくなりましたのでご安心ください。
しかし、顎骨壊死にならないわけではなく、以前高容量骨吸収抑制剤服薬患者のインプラント治療などは
行うべきではないという見解が示されています。
骨粗鬆症の患者さんは、2023年のポジションペーパーでは全患者を歯科スクリーニングの対象とする
と記載されています。今後のリスクを考え、骨粗鬆症の治療を始めた方は早めに侵襲的治療を
行っておいた方がいいという事です。
骨粗鬆症の治療を始めた方、治療中の方は、一度歯科医院で検診を受けることを推奨します。
(あきる歯科) 2024年1月 5日 12:50
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