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あきる歯科ブログ 2025年12月
親知らずの抜歯 は 必要? いつ抜けばいい?
こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。
本日は親知らずの抜歯について。
親知らずの抜歯について良く受ける質問は、
①抜かなければならないのか
②痛くはないけどそのままでいいのか
③抜いたら痛むのか
④歯科医院で抜けるのか(総合病院に行かなければならないのか)
⑤今日抜けるのか
⑥顔が細くなるのか
あたりです。一つずつ説明していきましょう。
① 抜かなければならないのか
親知らずは必ず抜かなければならないと言うことはありません。まっすぐはえていて清掃も問題なくできる場合。完全に骨の中に埋まってしまって出てこない場合は特に抜く必要はありません。しかし、現代人は顎が小さくなり、きちんと生えてこない場合が多く、その場合、真横や斜めに生えたり、半分だけ頭を出して、みがけないため、隙間にばい菌がたまって炎症の元になり腫れや痛みが出てしまうことや、虫歯になってしまうことが多いです。
他の歯に迷惑をかける生え方をしていたり、腫れや痛みが出てくる場合は抜いた方がいいです。
②痛くはないけどそのままでいいのか
①に近いのですが、半分だけ頭を出している状態や横を向いて隙間ができている状態の親知らずです。①と同じで症状が出るか、虫歯や歯周炎を起こすならば抜いた方が良くなります。
③抜いたら痛むのか
親知らずの抜歯は大きく腫れたり、強い痛みが出るイメージがありますが、ほとんどの場合は下顎の真横や斜めにはえて入れる親知らずの場合です。上顎の親知らずは、骨が柔らかいため抜きやすく、他の歯を抜いたときとそれほど変わりません。下顎の場合も、まっすぐはえていた親知らずの場合は痛みや腫れは少ないです。
斜めにははえている場合、真横にはえている場合は、歯がそのまま抜けず、歯を分割したり、骨を削って歯を抜く隙間を作る必要があるので、侵襲が大きくなることが痛みや腫れの原因です。また、炎症が強い、ばい菌が多い場合は痛みや腫れがでやすくなります。
そのため、痛みが出ていた歯、腫れていた歯ほど、抜いた後に症状が出やすくなります。抜くのが怖くても、症状がないうちに抜いておいて方が楽な場合があると言うことです。
逆に、腫れ痛みが出ていた場合、まず炎症がひかなければ麻酔が効かないため、そもそも抜くことができないこともあります。
④歯科医院で抜けるのか(総合病院に行かなければならないのか)
こちらは病院次第になりますが、親知らずの抜歯は、神経や血管が近い、骨が硬いなど思わぬトラブルを起こすことがあるため、自院では抜歯せずに総合病院に紹介する場合もあります。当院では八王子医療センターの口腔外科長であった小川先生が勤務しているため基本的にあきる歯科で抜歯を行っています。
⑤今日抜けるのか
③で解答したように、炎症が強い場合麻酔が効かないため、痛みや腫れが強い場合は抜くことができません。また、生え方によっては抜歯に1時間かかる場合もありすので、必ず当日に抜けるわけではありません。基本的には、当日レントゲンや症状をみて、次回になることが多いと思います。
⑥顔が細くなるのか
整形分野でこのような噂があるのですが、口腔外科の先生からは、抜歯しても骨がなくなるわけではないので外見は変わらないと解答されています。生え方によってはスペースができますので、まったくないわけではないと思いますが、それが目的で抜歯を考えるのはやめておいた方がいいと思います。
本日は親知らずの抜歯について。
親知らずの抜歯について良く受ける質問は、
①抜かなければならないのか
②痛くはないけどそのままでいいのか
③抜いたら痛むのか
④歯科医院で抜けるのか(総合病院に行かなければならないのか)
⑤今日抜けるのか
⑥顔が細くなるのか
あたりです。一つずつ説明していきましょう。
① 抜かなければならないのか
親知らずは必ず抜かなければならないと言うことはありません。まっすぐはえていて清掃も問題なくできる場合。完全に骨の中に埋まってしまって出てこない場合は特に抜く必要はありません。しかし、現代人は顎が小さくなり、きちんと生えてこない場合が多く、その場合、真横や斜めに生えたり、半分だけ頭を出して、みがけないため、隙間にばい菌がたまって炎症の元になり腫れや痛みが出てしまうことや、虫歯になってしまうことが多いです。
他の歯に迷惑をかける生え方をしていたり、腫れや痛みが出てくる場合は抜いた方がいいです。
②痛くはないけどそのままでいいのか
①に近いのですが、半分だけ頭を出している状態や横を向いて隙間ができている状態の親知らずです。①と同じで症状が出るか、虫歯や歯周炎を起こすならば抜いた方が良くなります。
③抜いたら痛むのか
親知らずの抜歯は大きく腫れたり、強い痛みが出るイメージがありますが、ほとんどの場合は下顎の真横や斜めにはえて入れる親知らずの場合です。上顎の親知らずは、骨が柔らかいため抜きやすく、他の歯を抜いたときとそれほど変わりません。下顎の場合も、まっすぐはえていた親知らずの場合は痛みや腫れは少ないです。
斜めにははえている場合、真横にはえている場合は、歯がそのまま抜けず、歯を分割したり、骨を削って歯を抜く隙間を作る必要があるので、侵襲が大きくなることが痛みや腫れの原因です。また、炎症が強い、ばい菌が多い場合は痛みや腫れがでやすくなります。
そのため、痛みが出ていた歯、腫れていた歯ほど、抜いた後に症状が出やすくなります。抜くのが怖くても、症状がないうちに抜いておいて方が楽な場合があると言うことです。
逆に、腫れ痛みが出ていた場合、まず炎症がひかなければ麻酔が効かないため、そもそも抜くことができないこともあります。
④歯科医院で抜けるのか(総合病院に行かなければならないのか)
こちらは病院次第になりますが、親知らずの抜歯は、神経や血管が近い、骨が硬いなど思わぬトラブルを起こすことがあるため、自院では抜歯せずに総合病院に紹介する場合もあります。当院では八王子医療センターの口腔外科長であった小川先生が勤務しているため基本的にあきる歯科で抜歯を行っています。
⑤今日抜けるのか
③で解答したように、炎症が強い場合麻酔が効かないため、痛みや腫れが強い場合は抜くことができません。また、生え方によっては抜歯に1時間かかる場合もありすので、必ず当日に抜けるわけではありません。基本的には、当日レントゲンや症状をみて、次回になることが多いと思います。
⑥顔が細くなるのか
整形分野でこのような噂があるのですが、口腔外科の先生からは、抜歯しても骨がなくなるわけではないので外見は変わらないと解答されています。生え方によってはスペースができますので、まったくないわけではないと思いますが、それが目的で抜歯を考えるのはやめておいた方がいいと思います。
(あきる歯科)
2025年12月 3日 12:58




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