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あきる歯科ブログ
虫歯予防の現在 その2
こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。
前回に引き続き予防のお話です。
砂糖がお口に入ると口の中が酸性に傾き、歯が溶けるのと同時に酸を産みだす菌が増えて虫歯になりやすくなります。
間食はその酸が出る時間を増やすため、頻度が非常に重要であり1日2回までが目標。
内容も歯にくっつくクッキーや飴、チョコではなく、おにぎりや果物が推奨になります。
では、お口のケアに関しては何が推奨でしょうか。
まずは、もちろんブラッシング。
ブラッシングの効果は①酸産生する成熟プラークの破壊②残存した糖質の除去
の2つが主な目的になります。いずれも放置すると酸を産生する原因となるため、
歯ブラシに効果は大きいです。
もう一つはフッ素入りの歯磨き粉の使用。
現状虫歯の予防にフッ素以外に効果のある薬剤というのはほぼ存在しません。
フッ素には歯質の強化、再石灰化、細菌の酸の酸性を抑制する効果があります。
また、歯ブラシの毛先は歯の溝よりも大きいため、歯の溝の中まで磨くことはできません。

フッ素の使用をしない場合、この溝に残る細菌が原因でおこる虫歯に対処できないため、
歯磨き粉をつけない歯ブラシには意味がないと言われています。
同様に、フッ素洗口も予防として重要です。
間食の管理以外では、食後の歯磨きと寝る前のフッ素洗口が予防の基本となります。
それ以外にも、歯から溶け出たリン酸やカルシウム分を補充するMIペーストの使用や、
酸性に傾いた口腔内をアルカリ性に戻すピュリフレッシュなどの洗口剤、
唾液の分泌を促すことでPHを改善する(ただし糖分が入っていないガムが必要)ポスカ、キシリトールガムの使用、
等が予防としてあげられます。
リスクの低い方は、歯科医院でのフッ素塗布とフッ素歯磨きと間食に気をつけてもらえば十分ですが、
唾液が少ない、歯磨きの回数が少ない、口呼吸など、ハイリスクの場合は、洗口剤やリン酸、カルシウムイオンの補充、
唾液分泌を促すガムなどを併用することが虫歯予防になります。
前回に引き続き予防のお話です。
砂糖がお口に入ると口の中が酸性に傾き、歯が溶けるのと同時に酸を産みだす菌が増えて虫歯になりやすくなります。
間食はその酸が出る時間を増やすため、頻度が非常に重要であり1日2回までが目標。
内容も歯にくっつくクッキーや飴、チョコではなく、おにぎりや果物が推奨になります。
では、お口のケアに関しては何が推奨でしょうか。
まずは、もちろんブラッシング。
ブラッシングの効果は①酸産生する成熟プラークの破壊②残存した糖質の除去
の2つが主な目的になります。いずれも放置すると酸を産生する原因となるため、
歯ブラシに効果は大きいです。
もう一つはフッ素入りの歯磨き粉の使用。
現状虫歯の予防にフッ素以外に効果のある薬剤というのはほぼ存在しません。
フッ素には歯質の強化、再石灰化、細菌の酸の酸性を抑制する効果があります。
また、歯ブラシの毛先は歯の溝よりも大きいため、歯の溝の中まで磨くことはできません。
フッ素の使用をしない場合、この溝に残る細菌が原因でおこる虫歯に対処できないため、
歯磨き粉をつけない歯ブラシには意味がないと言われています。
同様に、フッ素洗口も予防として重要です。
間食の管理以外では、食後の歯磨きと寝る前のフッ素洗口が予防の基本となります。
それ以外にも、歯から溶け出たリン酸やカルシウム分を補充するMIペーストの使用や、
酸性に傾いた口腔内をアルカリ性に戻すピュリフレッシュなどの洗口剤、
唾液の分泌を促すことでPHを改善する(ただし糖分が入っていないガムが必要)ポスカ、キシリトールガムの使用、
等が予防としてあげられます。
リスクの低い方は、歯科医院でのフッ素塗布とフッ素歯磨きと間食に気をつけてもらえば十分ですが、
唾液が少ない、歯磨きの回数が少ない、口呼吸など、ハイリスクの場合は、洗口剤やリン酸、カルシウムイオンの補充、
唾液分泌を促すガムなどを併用することが虫歯予防になります。
(あきる歯科) 2025年10月18日 16:18