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HOME > あきる歯科ブログ > 虫歯予防の現在 その3 何が虫歯の原因でどうすればいいの?
あきる歯科ブログ
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虫歯予防の現在 その3 何が虫歯の原因でどうすればいいの?
		  
		  
		  こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。
今回は虫歯の原因について。
え? 虫歯の原因は砂糖でしょ?
そうですが、砂糖をとってもそれほど問題ない場合と、問題がある場合、
砂糖ではないから大丈夫と思っていたら大丈夫ではない場合があります。
まず、虫歯の原因に関しては、遊離糖が原因と言われています。
聞き慣れない言葉ですよね? 遊離糖とはなんでしょう?
定義をしらべると、
と、あります。
野菜ジュース、果物ジュース、乳酸菌飲料、お菓子、ケーキ、シロップ、ハチミツ等、嗜好品として糖分が主になります。
日本では、塩と違い、砂糖類の明確な量の目安はないのですが、WHOは摂取エネルギーの5%以下を推奨しています。
実際にブラジルでこの糖分の摂取を摂取エネルギーの5%を目標に生活した場合、制限無しで生活した場合、
制限無しの場合は5倍虫歯ができたという研究もあります。単純に考えると砂糖を控える生活をした場合、虫歯が1/5になるということですね。
ただし、この摂取エネルギーの5%というのはなかなか厳しく、成人の場合おおよそ25g、大さじ3杯分以下にすることが目標になります。これは、200mlのジュース1本に含まれる量なので、お食事に含まれる調味料や砂糖分を考えると、主食以外はほとんど糖分を取らないことになります。
さらに同じ糖分をとるにしても果物で摂取する場合と、同量の糖を含んだジュースで取る場合は、
明確にジュースの方が口の中が産生になる時間が長い(歯が溶ける時間が長い=虫歯になる)です。
 
これは、咀嚼によって唾液が出ると酸が中和されるため、咀嚼しない液体状態だと中和されずに
ハイリスクになることが原因です。
同じように、遊離糖以外の、主食に含まれる糖分は、咀嚼する際に摂取されるため、
比較的リスクが低くなります。
ジュースや飴、ケーキ等は咀嚼がほとんどともなわないため、リスクも高くなります。
よく勘違いされている事の一つに、「甘いものを食べても映えを磨いたから大丈夫」があります。
砂糖を食べるとその瞬間から口の中は酸性に傾き、中和されるまで1~2時間酸性の環境で
歯が溶けていきます。直後に歯磨きをしたとしても、虫歯菌の餌となる歯に付着した食べかすは
とれますが、酸性になった環境は変わらないため歯磨きで甘いものを食べたことは
帳消しにはなりません(もちろん磨かないよりはいいですが)。
また、ジュースにしても、野菜100%、果汁100%、スムージー、自家製の濃縮還元でない野菜100%ジュース奈良大丈夫という勘違いも根強いですが、関係なく虫歯の原因になります、
三温糖、黒糖、和三盆、ハチミツ、マヌカハニーなどの高級糖や自然由来の物も精製糖よりも虫歯になりにくいと思われがちですが、リスクは同じです。
自然信仰は根深く、なんとなく説得力があるように感じられますが、木の実が主体の食事をしていた縄文人は、
他の新石器時代の人と比べると、発掘された遺体には以外にも虫歯が多いです。自然由来でも虫歯になるのは
この事からもあきらかです。
		今回は虫歯の原因について。
え? 虫歯の原因は砂糖でしょ?
そうですが、砂糖をとってもそれほど問題ない場合と、問題がある場合、
砂糖ではないから大丈夫と思っていたら大丈夫ではない場合があります。
まず、虫歯の原因に関しては、遊離糖が原因と言われています。
聞き慣れない言葉ですよね? 遊離糖とはなんでしょう?
定義をしらべると、
と、あります。
野菜ジュース、果物ジュース、乳酸菌飲料、お菓子、ケーキ、シロップ、ハチミツ等、嗜好品として糖分が主になります。
日本では、塩と違い、砂糖類の明確な量の目安はないのですが、WHOは摂取エネルギーの5%以下を推奨しています。
実際にブラジルでこの糖分の摂取を摂取エネルギーの5%を目標に生活した場合、制限無しで生活した場合、
制限無しの場合は5倍虫歯ができたという研究もあります。単純に考えると砂糖を控える生活をした場合、虫歯が1/5になるということですね。
ただし、この摂取エネルギーの5%というのはなかなか厳しく、成人の場合おおよそ25g、大さじ3杯分以下にすることが目標になります。これは、200mlのジュース1本に含まれる量なので、お食事に含まれる調味料や砂糖分を考えると、主食以外はほとんど糖分を取らないことになります。
さらに同じ糖分をとるにしても果物で摂取する場合と、同量の糖を含んだジュースで取る場合は、
明確にジュースの方が口の中が産生になる時間が長い(歯が溶ける時間が長い=虫歯になる)です。
これは、咀嚼によって唾液が出ると酸が中和されるため、咀嚼しない液体状態だと中和されずに
ハイリスクになることが原因です。
同じように、遊離糖以外の、主食に含まれる糖分は、咀嚼する際に摂取されるため、
比較的リスクが低くなります。
ジュースや飴、ケーキ等は咀嚼がほとんどともなわないため、リスクも高くなります。
よく勘違いされている事の一つに、「甘いものを食べても映えを磨いたから大丈夫」があります。
砂糖を食べるとその瞬間から口の中は酸性に傾き、中和されるまで1~2時間酸性の環境で
歯が溶けていきます。直後に歯磨きをしたとしても、虫歯菌の餌となる歯に付着した食べかすは
とれますが、酸性になった環境は変わらないため歯磨きで甘いものを食べたことは
帳消しにはなりません(もちろん磨かないよりはいいですが)。
また、ジュースにしても、野菜100%、果汁100%、スムージー、自家製の濃縮還元でない野菜100%ジュース奈良大丈夫という勘違いも根強いですが、関係なく虫歯の原因になります、
三温糖、黒糖、和三盆、ハチミツ、マヌカハニーなどの高級糖や自然由来の物も精製糖よりも虫歯になりにくいと思われがちですが、リスクは同じです。
自然信仰は根深く、なんとなく説得力があるように感じられますが、木の実が主体の食事をしていた縄文人は、
他の新石器時代の人と比べると、発掘された遺体には以外にも虫歯が多いです。自然由来でも虫歯になるのは
この事からもあきらかです。
(あきる歯科) 2025年10月31日 10:21


















 



 



 
         
            
 
        


