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HOME > あきる歯科ブログ > 現代の予防 その3 企業は健康に留意しない
あきる歯科ブログ
現代の予防 その3 企業は健康に留意しない
こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。
今回も予防のお話。
前回まで虫歯の原因は3食以外での間食に含まれる砂糖、嗜好品としての遊離糖が原因とお話ししましたが、
これを減らすことは難しいです。
たばこやお酒もそうですが、営利企業は自社の製品を売るために広告や宣伝で大金を使って
プロモーションを行います。ソレが健康に関してよくないことであっても、
企業は法制内であれば斟酌しません。
結果、歯科医師会や医師会、各種学会等の本職で働きながら運営される団体で気づいた人たちが、
草の根的な活動で疑義を呈することになるケースも多くあります。
たとえば、厚生省でさえ、「砂糖は虫歯の直接の原因ではない」という文言を発言しています。
砂糖を取り込んだ細菌の出す酸で溶けるのが原因なので、直接の原因でないと言えば嘘ではないかもしれませんが、
間接的には原因も原因の根本な訳です。歯科医師でこの文言に違和感を感じない人はいないと思いますが、
清涼飲料、お菓子、ケーキ、外食、いろいろな業界からの「砂糖を摂取は控えた方がいい」という発言をしてほしくない
圧力を感じました・・・。
実際に商品として発売された物としては、国内で
アメリカ小児学会では、はっきりと、1歳未満はジュースのメリットは0であり取る必要はないことを明言していますし、
国際法に学会では2歳までは禁忌となっています。
赤ちゃんポカリやヤクルト、1歳からのカルピスなど論外なわけですね。
スポーツドリンクに関しても同様に、アメリカ小児学会はスポーツドリンクのメリットは0であり、アスリート以外は摂取する必要がないと明言しています。摂取してもいい目安はカロリーと水分を摂取したい負荷の高い運動をする場合のみです。通常の運動であれば水で十分。脱水対策ならば経口補水液(OS1など)ガス衣装になります。
スポーツドリンクは経口補水液の3倍の糖分がはいっているため、糖分の過剰摂取になってしまうこと、部活中などの頻回の摂取で虫歯のリスクが跳ね上がること等がリスクなのですが、未だに運動部やスポーツクラブで指導者が推奨している場合があります。
ミネラル摂取ならお茶に少量の塩分、または経口補水液を推奨したいところなのですが、塩麦茶よりも経口補水液よりもスポーツドリンクがおいしいこと、指導者からも推奨があることなどからなかなか減らないのが現状です。
企業のスポーツした後の、スポーツドリンク!というCMが浸透しているのもこの一旦を担っているのですが、歯科医師会や予防学会の啓蒙活動が足りないのもあるのでしょう。なかなか頭の痛いところではあります。
今回も予防のお話。
前回まで虫歯の原因は3食以外での間食に含まれる砂糖、嗜好品としての遊離糖が原因とお話ししましたが、
これを減らすことは難しいです。
たばこやお酒もそうですが、営利企業は自社の製品を売るために広告や宣伝で大金を使って
プロモーションを行います。ソレが健康に関してよくないことであっても、
企業は法制内であれば斟酌しません。
結果、歯科医師会や医師会、各種学会等の本職で働きながら運営される団体で気づいた人たちが、
草の根的な活動で疑義を呈することになるケースも多くあります。
たとえば、厚生省でさえ、「砂糖は虫歯の直接の原因ではない」という文言を発言しています。
砂糖を取り込んだ細菌の出す酸で溶けるのが原因なので、直接の原因でないと言えば嘘ではないかもしれませんが、
間接的には原因も原因の根本な訳です。歯科医師でこの文言に違和感を感じない人はいないと思いますが、
清涼飲料、お菓子、ケーキ、外食、いろいろな業界からの「砂糖を摂取は控えた方がいい」という発言をしてほしくない
圧力を感じました・・・。
実際に商品として発売された物としては、国内で
・1歳からのからのカルピス
・お休みポカリ
・赤ちゃん用ポカリスエット
・赤ちゃんヤクルト
等があります。いくつかは情報が出てしばらくして歯科医師の署名などで販売が中止されましたが、
熱中症対策や水分補給を建前に清涼飲料を販売しようという意欲にそら恐ろしくなります。
どう考えたって、歯にいいことはないですし、熱中症対策ならこんなに当分は必要ないです。
アメリカ小児学会では、はっきりと、1歳未満はジュースのメリットは0であり取る必要はないことを明言していますし、
国際法に学会では2歳までは禁忌となっています。
赤ちゃんポカリやヤクルト、1歳からのカルピスなど論外なわけですね。
スポーツドリンクに関しても同様に、アメリカ小児学会はスポーツドリンクのメリットは0であり、アスリート以外は摂取する必要がないと明言しています。摂取してもいい目安はカロリーと水分を摂取したい負荷の高い運動をする場合のみです。通常の運動であれば水で十分。脱水対策ならば経口補水液(OS1など)ガス衣装になります。
スポーツドリンクは経口補水液の3倍の糖分がはいっているため、糖分の過剰摂取になってしまうこと、部活中などの頻回の摂取で虫歯のリスクが跳ね上がること等がリスクなのですが、未だに運動部やスポーツクラブで指導者が推奨している場合があります。
ミネラル摂取ならお茶に少量の塩分、または経口補水液を推奨したいところなのですが、塩麦茶よりも経口補水液よりもスポーツドリンクがおいしいこと、指導者からも推奨があることなどからなかなか減らないのが現状です。
企業のスポーツした後の、スポーツドリンク!というCMが浸透しているのもこの一旦を担っているのですが、歯科医師会や予防学会の啓蒙活動が足りないのもあるのでしょう。なかなか頭の痛いところではあります。
(あきる歯科) 2025年11月 5日 10:46




























