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お子さんの治療に関して いつから治療をするのか

こんにちは、あきる野市、あきる歯科院長の濱窪です。


お子さんの治療に関していつから治療を始められるのか質問されることがあります。

小児の虫歯は、哺乳瓶でジュースなどを飲んでそのまま寝てしまうなどの生活が続いて、低年齢で広範囲な虫歯ができる、
いわゆる哺乳瓶う蝕にならなければ、3歳半から4歳くらいで奥歯の間で虫歯ができる場合がほとんどです。

しかし、お子さんによっては治療が怖いくて体が動いてしまい、治療が困難な場合があります。
治療ができる子は3歳からでも治療が可能ですが、難しい子は小学校2年生くらいまで積極的な治療が難しいこともあります。

これは、1つは一度歯医者で痛い思いをしたため怖くなっているためであったり、また、その子の性格で怖がりな場合もあります。
なので、積極的に治療を行うのは早くても3歳半、遅い場合は7歳くらいからが目安になります。

しかし、歯の治療は大人でも子供でも治したところが永遠に持つわけではありません。とくに唾液が多く、お口が小さいお子さんの場合、治療が確実にできない場合もあります。そこで、当院では、低年齢の場合は積極的な治療を避け、できるだけ歯を削るのを先延ばしにすることを推奨しています。フッ素や、虫歯の進行を抑制する効果のあるアイオノマーセメントを使用して、汚れのたまりやすい穴をふさいでしまうことや、フッ素うがいやキシリトールの使用、シュガーコントロールなどで虫歯のリスクを下げ、生え変わるまで症状が出ない状態をできるだけ維持して、積極的な治療を始めるのを先延ばしにするようにしています。





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歯磨き粉の選び方

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 時々きかれる歯磨き粉のはなにがいいの?ですが、今日は歯磨き粉の成分についてお話しします。
 歯の表面について酸や毒素を出す歯垢(バイオフィルム)は、お風呂や流しのぬめりと同じで物理的にこすらないと落とすことができず、薬剤成分よりも歯ブラシやフロス、歯間ブラシでどれくらい物理的に汚れを落とせるかが大事なのですが、こすり落とした細菌を殺菌する成分や、ある程度バイオフィルムに浸透する薬剤なども現在ははいって来ています。

 最近の歯磨き粉は複合的に予防できるようにいろいろな成分が全部のせで入っていることが多いいいんですが、特に気にした方がいい成分について。

「フッ素」  虫歯予防成分といえばこれ、国内の歯磨き粉の95%くらいには入っています       が、2017年3月からフッ素の含有量基準値が海外に合わせて日本でも上がって       いるので1450ppmの濃度(2017年以前は950ppmが最高値)ものが予防効果       が高いです。

「CPC」  最近の歯磨き粉に入っていることが多い塩化セチルピリジニウム。口腔内の       浮遊性細菌に対して強力な殺菌作用をもち、歯磨きで落とした汚れの殺菌作       用があります。陽イオン性のためバイオフィルム表層の細菌に付着して持続       的に殺菌効果を示します。

「IPMP」 CPCと並んで細菌の歯磨き粉の成分として人気のイソプロピルメチルフェ       ノール。細菌の産生を行うバイオフィルムは薬剤の浸透を妨げる働きがある       が、IPMPはバイオフィルム内部に浸透して強い殺菌効果を発揮します。

「グリチルリチン酸ジカリウム」 
「トラネキサム酸」       抗炎症作用により歯肉の炎症を抑えます。

「TCP」   リン酸三カルシウムが酸で溶けた歯のリン酸やカルシウム分を補充します 

「硝酸カリウム」 知覚過敏症状を抑制します。

歯周病の予防をしたいか、虫歯を予防したいか、知覚過敏を気にするかで変わりますが、
虫歯予防ならフッ素濃度1450ppmの歯磨き粉。歯周病予防ならCPC、IPMP、トラネキサム酸かグリチルリチン酸ジカリウムが入ったものを選ぶといいでしょう。
具体的には、虫歯予防であればライオンが出しているチェックアップスタンダード、歯周病予防であればSP-Tジェルなどがおすすめです。全部気になる方は歯科医院で3Mのクリンプロ歯磨きペーストなどがおいてあれば、上記のほとんどの成分が入った歯磨き粉になります。


ただし、歯磨き粉はあくまで補助で、歯ブラシやフロス、歯間ブラシでどれくらい物理的に汚れを落とせるかが肝ということは、覚えておいてください。

矯正治療の開始時期

 こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 今日はよく聞かれる質問の一つ、「矯正はいつから始めればいいの?」についてお話しします。

 矯正の開始時期は、7~9歳くらいの永久歯が生え始めて時期が一つ、永久歯が全部はえてきてからの成人矯正の時期がもう一つの目安になります。

 ここで注意が必要なのはいわゆる成人矯正は、大人になってからの矯正ではなく、歯が全て永久歯に生えかわってきてからの永久歯の矯正のことを呼んでいます。成人になってから使う永久歯の歯並びの治療という意味です。 大体13歳以降に行う矯正は、ですから成人矯正(2期治療)になります。

 小児矯正(1期治療)とよばれる矯正の開始時期は、永久歯が生えてきて前歯が上下4本並んでくる時期(7歳半~9歳)が開始の目安になります。
 前歯は永久歯の方が大きいため乱れやすく、奥歯は永久歯の方が小さいので並びやすいため、前歯がそろっていて残っている乳歯に欠損や虫歯でよる歯の欠けが無ければ、奥歯は自然に生え替わることが多いため、1期治療は前歯の並ぶスペースを作ることを目的にします。

 この時期に矯正をするメリットは、歯並びがよくなることで見た目が早くよくなること、虫歯や歯周病のリスクが少なくなること、最大の違いは顎のスペースを成長期に合わせて拡大することで、抜歯をしないで矯正をすることが可能になることです。(抜歯が必要になることもありますが、成人矯正から始める場合と比較すれば歯を抜く可能性は大きく減少します)

 反対に、この時期にあえて始める必要が無い場合ですが、本人が気にしていないわずかな(1~2mm程度の)歯の重なりや、位置のずれであれば成人になるまでの虫歯や歯周病リスクも比較的低く、成人になってからでも抜歯をせずに矯正をすることが可能です。

 歯の状態によって矯正を始める時期は異なりますので詳しくは担当医にご相談ください。

歯磨きをしたって虫歯になるって本当?

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

歯医者をやっていると必ず言われる言葉の一つが
「ちゃんと歯磨きしてたのに虫歯になっちゃったよ」
ですが、これが1歩進んで、「歯磨きしたって虫歯になるから歯を磨かなくていい」
という方が時々います。 いや、ほんと、いるんです。

歯磨きしてなくても虫歯にならない場合はあるのでややこしいですが、結論から言うと、

①歯磨きが完璧であれば虫歯になることはありません
②虫歯ができたということはどこかに磨き残しがあるということです
③歯並びが乱れている、詰め物が古くなって隙間がある場合などは歯医者で治療をするまたは、どうしても磨けないところを
 こまめにクリーニングする必要があります。

なので歯磨きしたって虫歯になるというのは、完全に間違いです。



でも、歯磨きしてないけど虫歯にならないよという方もいます。

これは

⑴虫歯菌が極端に少なく虫歯になりにくい
⑵虫歯菌が酸を出す為には餌になる当分が必要だが糖分の摂取が極端に少ない
⑶本人が気付いていないだけで虫歯がある

上記3つの場合がほとんどです。
⑵の件についてはどこかの歯医者さんが自分の家族で実験を行い、糖分の少ない昭和初期のような食生活を送った結果、
歯磨きしなくても虫歯がゼロという結果を出しています。
⑴の場合は比較的問題ないのですが、あくまで個人の性質なのでみんなが虫歯にならないわけではないですし、
初期の虫歯(エナメル質にできる虫歯いわゆるC1)は症状がないため虫歯ができていても自分では気がつきません。
本人が気がついてないだけという可能性は大いにあります。

また、菌の勢力バランスは虫歯菌が少なければ歯周病菌が多くなる傾向にありますので、虫歯がないという方は
歯周病になっている方が多いです。少し離れたところにすんでいる実兄は、10年歯医者に行ったことはないが
虫歯はないと豪語していたので一回来てもらうと、確かに虫歯はないが歯周病のリスクはかなり高く、
がっつりお掃除して、炎症を起こした歯茎が出血で真っ赤になって帰りました。

皆さんも歯磨きをしっかり、歯磨きしてないけど虫歯になったことがないという方は気がついてないだけか
歯周病の可能性が高いので検診にいらしてください。

虫歯は削らないといけないのか?

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

先日友人から「歯科医院に行って、虫歯はないから次回で終わりだねと言われたら次に見た歯科医師に虫歯が8か所あるといわれた。そんなことってありえるの?」という質問を受けました。もちろん期間はそれほどあいてなくて同じ歯科医院です。

 勿論医院のドクターで治療計画が共有されていないとかの問題もあるんですけれど、虫歯自体は清掃後に隠れていた虫歯が見つかるようなケースもあるので一概には言えません。むしろ良く見つけてくれたという場合もあります。しかし、8本見つかるというのはさすがにおかしい。

これは、どちらかというと虫歯の判定基準が歯科医師間で違いすぎたということだと思います。30年ほど前、歯科業界では早期発見早期治療がベストとされていました。小さいうちに虫歯を見つけて大きくなる前に治療を行う。これだけ聞くと当然のことのように思いますし、現在でも完全に間違いではありません。問題は治療を行った詰め物、かぶせ物が永遠に持つわけではないということです。接着剤の劣化、素材自体の劣化、詰め物と歯との摩耗率の違い、段差ができた場合は汚れがつきやすくなり虫歯のリスクが上がります。金属の詰め物を入れた部分の周囲の歯のほうがすり減って、段差ができで虫歯になるケースなどは頻繁に見かけますし、樹脂の場合は 逆に樹脂のほうがすり減ってしまうこともよくあります。

現在では、治療はリスクに応じて行う。経過観察で進行しない可能性が高い虫歯は治療せずに継続して管理を行う。という考え方が主流になりつつあります。例えば、仕事や体の事情で継続的な管理ができない方や、リスクが高い方(多量の歯垢がついている、手が動かなくて歯磨きできない方など)は治療を行うが、継続して歯科医院に来院が可能で、清掃状態が問題ない方ならそのまま様子を見たほうが治療をするよりも健全な歯を長く使える可能性があるからです。

小児に多い乳歯の奥歯の間の虫歯などは、レントゲンで透けて見える(歯が解けてきている)場合でも、治療にあたって削る量が多くなることと、継続管理で進行を止められることから当院でも積極的な介入は避けています。勿論、継続管理できる場合なので、定期的に歯科医院で経過を見れる方であることが条件で、穴が開いて自宅でのブラッシングで十分な清掃が困難な場合などは治療を行うことになります。

よく使われる虫歯の進行を表す病名であるC1(エナメル質に限局した虫歯)、C2(象牙質まで進行した虫歯)、C3(神経まで進行した虫歯)、C4(抜歯となる虫歯)も治療の基準として使われていましたが、現在ではICDASという指標が出ており、この指標ではエナメル質の虫歯を表す段階が3段階に分かれており、それぞれの段階での治療をさらにリスクやキャラクターを加味したうえで行うことを推奨しています。

長くなりましたが、虫歯の治療はすぐ削るだけでなく、継続管理が可能ならば触らずに経過を見ることも可能であるし、その結果歯の寿命を延ばすこともできる。そのためには定期的な管理と、十分なセルフケアが重要であるということになります。



笑気吸入鎮静法

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

前回のお話の続きですが、歯科治療に対する恐怖心が強い方や嘔吐反射が強い方には笑気がお勧めになります。
笑気は導入が早く、抜けるのも早いため、車で来院していただいても大丈夫です。

準備として5分ほど酸素と笑気の混合ガスを吸入していただくことになりますが、通常の治療と違う点は、笑気を吸入する鼻マスクを装着していただくこと、積極的に鼻から吸引していただくこと、導入して5分、施術が終わった後5分ほど回復までお時間をいただくことになります。

注意点としては、中耳炎治療中の方、2か月以内に眼科の手術を受けた方、妊娠中の方はできないこと、鼻詰まりなど鼻から息ができない場合はできないこと、施術中に口を開くとそこから笑気が抜けるため、お話は最小限、マスクがずれないように、マスクから吸入するようにするなど患者さんの協力が必要なこと、効果に個人差があることなどがあります。

効く人には非常に便利なアイテムになりますが、向き不向きがあるため、初回1080円でお試ししていただくことをお勧めしています。興味がある方はお声がけください。


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