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虫歯は感染症ですか?

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 虫歯は感染症。30年前に僕が歯医者になったころにはこう言われていました。

 「感染症」とは『ウイルスや真菌が体内に侵入し、増殖して起こる病気』です。
つまり、感染源があり、感染経路があり、宿主の体内で増殖する。
インフルエンザや風邪がこれにあたります。

 虫歯は、ストレプトコッカスミュータンスなどの細菌が原因でできる病気で、
親から子供に口腔内の菌が移動することがわかっており、口腔内で増殖することもある。
となると感染症のように思えるのですが、この考え方は現在では否定されています。
 菌の増殖が、他人との接触よりも食生活や歯磨きなどの口腔内清掃から受ける影響が強い事から、
現在では、感染症ではなく、生活習慣病に近い物とされるようになりました。

 したがって、よく言われる食具の共用を避ける(赤ちゃんと同じスプーンやフォークを使わない)、フーフーしない、キスをしない等の行動は、虫歯に影響を与えないと考えてかまいません。
 実際に子供の口腔内の菌は生後48時間には母親から獲得されているという研究や、菌の伝播は生後4ヶ月後には終了しているという研究があります、ほぼ歯が生えていない時期に菌が侵入して定着しているのならば、それから食具を分けても意味がないと言うことです。

 昭和の初期の様に、「両親以外の例えば祖父母が、虫歯がたくさんある状態で、かみ砕いた物を食べさせる」、様なことがあるのならば話は違うかもしれないですが(両親以外からの菌の移動が起こるため)、さすがに現在でそのようなことはないではないでしょうか? 
 食具を分ける必要も、フーフーやキスも、今のところは問題ないと考えていいようです。

 

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