• 選べる治療プラン
  • 安全対策は大丈夫?
  • ちょっと得する?診療トピックス
医院アクセス 042-559-4786

〒197-0833
東京都あきる野市渕上264-3

院内・設備紹介 診療カレンダー 無料の相談&要望窓口
あきる歯科ブログ 旧ブログはコチラ web予約

HOME > あきる歯科ブログ > 歯科医師が教える正しい歯磨き

あきる歯科ブログ

< 現代の予防 その3 企業は健康に留意しない   |  一覧へ戻る

歯科医師が教える正しい歯磨き

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 「歯磨きの方法について」、これは医院でもSNS等でもは本当に良く受ける質問なのですが、歯科医院ではそれぞれの患者さんに合わせたアドバイスを行っています。

 「力が入りすぎて歯茎に傷がついているいるので気をつけましょう」「歯の付け根にあたっていないので注意しましょう」「歯茎が下がって歯の間に食べ物がつまりやすくなっているので歯間ブラシを使いましょう」「時間が短すぎるので歯磨きの時間を増やしましょう」など、患者さんそれぞれで気をつけてほしいところが違うので、本来はかかりつけの歯科医院で自分にあった歯磨きの仕方、注意した方がいい所について聞いてもらうのが一番です。
 手に力が入らない高齢の方にはグリップ付きの歯ブラシがいいこともありますし、小児で口が小さいならヘッドが小さい歯ブラシがおすすめになるように、
お肌のケアや筋トレの方法なんかと同じで、個人の適正や体質を考えなければならないので、「これがベスト!」とか「実はこれをやれば虫歯にならないマル秘情報」
みたいなモノはありません。(時々SNS等でみかけますがほとんどがステマです)

 ただ、ある程度この方法が推奨であるというモノは存在します。

 以前のブログ(虫歯予防の現在 その2 | あきる歯科ブログ | あきる野市の歯医者あきる歯科|インプラント・矯正・歯科用CT設置)でも書きましたが、
①虫歯の予防の効果がある薬剤は現在フッ素だけ
②歯の溝はブラシの毛先よりも細いため、ブラシで汚れは取りきれない
③甘い物を食べたことは歯磨きで帳消しにならない(食物摂取で発生した酸は歯磨きではなくならない)

ため、
フッ素入りは磨き粉を使用して、口の中にフッ素の成分が残る様に歯磨きした後にお口をゆすがず、間食の頻度を控え、できれば口腔内に残りにくい果物やおにぎりなどお菓子・ジュース以外のモノ摂取する
事が重要になります。

 後半は歯磨きではないですが、前半に関してはイエテボリ法歯磨きとして結構紹介されているので目にした事がある方も多いと思います。  
 先日、小学生の患者さんにイエテボリ法のことを説明していたら、
「知ってる、ペットボトルの蓋くらいの量でゆすぐだけなんだよね!」
といわれて感動してしまいました。

さて、イエテボリ法ですが、6歳以上であれば

 (1) 歯ブラシに2cmのフッ素入り歯磨剤(1000~1450ppm)をつける
 (2) 歯磨剤を歯面全体に広げる
 (3) 2分間ブラッシングをする
 (4) 泡だったままの状態を保持する
 (5) 10mlの水を含む(ペットボトルのキャップくらい、またはコップに指1本の幅くらいの量の水。泡は吐き出さない)
 (6) 30秒間そのまま洗口する
 (7) 吐き出したあと水でゆすがない
 (8) そのあと2時間何も食べない

と、いうものになります。
是非、皆さんこの磨き方で歯磨きをしてみて下さい。




< 現代の予防 その3 企業は健康に留意しない   |  一覧へ戻る

★木曜日の午後はPM8時まで診療
△土曜日の午後はPM6時まで診療
日曜/祝日は休診
木曜日午後は矯正のみの診療になります。一般歯科の診療は行っておりませんのでご注意ください

医院アクセス 診療カレンダー 無料の相談&要望窓口

このページのトップへ