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あきる歯科ブログ 4ページ目

矯正治療の開始時期

 こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 今日はよく聞かれる質問の一つ、「矯正はいつから始めればいいの?」についてお話しします。

 矯正の開始時期は、7~9歳くらいの永久歯が生え始めて時期が一つ、永久歯が全部はえてきてからの成人矯正の時期がもう一つの目安になります。

 ここで注意が必要なのはいわゆる成人矯正は、大人になってからの矯正ではなく、歯が全て永久歯に生えかわってきてからの永久歯の矯正のことを呼んでいます。成人になってから使う永久歯の歯並びの治療という意味です。 大体13歳以降に行う矯正は、ですから成人矯正(2期治療)になります。

 小児矯正(1期治療)とよばれる矯正の開始時期は、永久歯が生えてきて前歯が上下4本並んでくる時期(7歳半~9歳)が開始の目安になります。
 前歯は永久歯の方が大きいため乱れやすく、奥歯は永久歯の方が小さいので並びやすいため、前歯がそろっていて残っている乳歯に欠損や虫歯でよる歯の欠けが無ければ、奥歯は自然に生え替わることが多いため、1期治療は前歯の並ぶスペースを作ることを目的にします。

 この時期に矯正をするメリットは、歯並びがよくなることで見た目が早くよくなること、虫歯や歯周病のリスクが少なくなること、最大の違いは顎のスペースを成長期に合わせて拡大することで、抜歯をしないで矯正をすることが可能になることです。(抜歯が必要になることもありますが、成人矯正から始める場合と比較すれば歯を抜く可能性は大きく減少します)

 反対に、この時期にあえて始める必要が無い場合ですが、本人が気にしていないわずかな(1~2mm程度の)歯の重なりや、位置のずれであれば成人になるまでの虫歯や歯周病リスクも比較的低く、成人になってからでも抜歯をせずに矯正をすることが可能です。

 歯の状態によって矯正を始める時期は異なりますので詳しくは担当医にご相談ください。

歯磨きをしたって虫歯になるって本当?

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

歯医者をやっていると必ず言われる言葉の一つが
「ちゃんと歯磨きしてたのに虫歯になっちゃったよ」
ですが、これが1歩進んで、「歯磨きしたって虫歯になるから歯を磨かなくていい」
という方が時々います。 いや、ほんと、いるんです。

歯磨きしてなくても虫歯にならない場合はあるのでややこしいですが、結論から言うと、

①歯磨きが完璧であれば虫歯になることはありません
②虫歯ができたということはどこかに磨き残しがあるということです
③歯並びが乱れている、詰め物が古くなって隙間がある場合などは歯医者で治療をするまたは、どうしても磨けないところを
 こまめにクリーニングする必要があります。

なので歯磨きしたって虫歯になるというのは、完全に間違いです。



でも、歯磨きしてないけど虫歯にならないよという方もいます。

これは

⑴虫歯菌が極端に少なく虫歯になりにくい
⑵虫歯菌が酸を出す為には餌になる当分が必要だが糖分の摂取が極端に少ない
⑶本人が気付いていないだけで虫歯がある

上記3つの場合がほとんどです。
⑵の件についてはどこかの歯医者さんが自分の家族で実験を行い、糖分の少ない昭和初期のような食生活を送った結果、
歯磨きしなくても虫歯がゼロという結果を出しています。
⑴の場合は比較的問題ないのですが、あくまで個人の性質なのでみんなが虫歯にならないわけではないですし、
初期の虫歯(エナメル質にできる虫歯いわゆるC1)は症状がないため虫歯ができていても自分では気がつきません。
本人が気がついてないだけという可能性は大いにあります。

また、菌の勢力バランスは虫歯菌が少なければ歯周病菌が多くなる傾向にありますので、虫歯がないという方は
歯周病になっている方が多いです。少し離れたところにすんでいる実兄は、10年歯医者に行ったことはないが
虫歯はないと豪語していたので一回来てもらうと、確かに虫歯はないが歯周病のリスクはかなり高く、
がっつりお掃除して、炎症を起こした歯茎が出血で真っ赤になって帰りました。

皆さんも歯磨きをしっかり、歯磨きしてないけど虫歯になったことがないという方は気がついてないだけか
歯周病の可能性が高いので検診にいらしてください。

虫歯は削らないといけないのか?

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

先日友人から「歯科医院に行って、虫歯はないから次回で終わりだねと言われたら次に見た歯科医師に虫歯が8か所あるといわれた。そんなことってありえるの?」という質問を受けました。もちろん期間はそれほどあいてなくて同じ歯科医院です。

 勿論医院のドクターで治療計画が共有されていないとかの問題もあるんですけれど、虫歯自体は清掃後に隠れていた虫歯が見つかるようなケースもあるので一概には言えません。むしろ良く見つけてくれたという場合もあります。しかし、8本見つかるというのはさすがにおかしい。

これは、どちらかというと虫歯の判定基準が歯科医師間で違いすぎたということだと思います。30年ほど前、歯科業界では早期発見早期治療がベストとされていました。小さいうちに虫歯を見つけて大きくなる前に治療を行う。これだけ聞くと当然のことのように思いますし、現在でも完全に間違いではありません。問題は治療を行った詰め物、かぶせ物が永遠に持つわけではないということです。接着剤の劣化、素材自体の劣化、詰め物と歯との摩耗率の違い、段差ができた場合は汚れがつきやすくなり虫歯のリスクが上がります。金属の詰め物を入れた部分の周囲の歯のほうがすり減って、段差ができで虫歯になるケースなどは頻繁に見かけますし、樹脂の場合は 逆に樹脂のほうがすり減ってしまうこともよくあります。

現在では、治療はリスクに応じて行う。経過観察で進行しない可能性が高い虫歯は治療せずに継続して管理を行う。という考え方が主流になりつつあります。例えば、仕事や体の事情で継続的な管理ができない方や、リスクが高い方(多量の歯垢がついている、手が動かなくて歯磨きできない方など)は治療を行うが、継続して歯科医院に来院が可能で、清掃状態が問題ない方ならそのまま様子を見たほうが治療をするよりも健全な歯を長く使える可能性があるからです。

小児に多い乳歯の奥歯の間の虫歯などは、レントゲンで透けて見える(歯が解けてきている)場合でも、治療にあたって削る量が多くなることと、継続管理で進行を止められることから当院でも積極的な介入は避けています。勿論、継続管理できる場合なので、定期的に歯科医院で経過を見れる方であることが条件で、穴が開いて自宅でのブラッシングで十分な清掃が困難な場合などは治療を行うことになります。

よく使われる虫歯の進行を表す病名であるC1(エナメル質に限局した虫歯)、C2(象牙質まで進行した虫歯)、C3(神経まで進行した虫歯)、C4(抜歯となる虫歯)も治療の基準として使われていましたが、現在ではICDASという指標が出ており、この指標ではエナメル質の虫歯を表す段階が3段階に分かれており、それぞれの段階での治療をさらにリスクやキャラクターを加味したうえで行うことを推奨しています。

長くなりましたが、虫歯の治療はすぐ削るだけでなく、継続管理が可能ならば触らずに経過を見ることも可能であるし、その結果歯の寿命を延ばすこともできる。そのためには定期的な管理と、十分なセルフケアが重要であるということになります。



新しい歯科医師の先生について

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

4月より非常勤勤務の先生が2人加わることになりました。

お一人は小川隆先生。八王子医療センター口腔外科の外科部長で東京医科大学口腔外科の准教授でもあります。
金曜午後に勤務しています。

もうお一人は小川奈美先生。偶然小川姓ですが、特に親族ではありません。東京医科歯科大学高齢者歯科の講師の先生です。
月曜と土曜日の午後に不定期ですが勤務しています。

これで予約がもう少し取りやすくなると思いますのでもうしばらくお待ちください。
ご迷惑をおかけします。

イエテボリ大学のヤン・リンデ名誉教授の講演

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

昨日は築地までイエテボリ大学のヤン・リンデ名誉教授の講演を聞きに行ってました。

リンデ先生は歯周病の権威であり、日本でもその功績から勲章を授与されている稀有なドクターです。
内容は歯周病治療の変遷からその根拠となるデータ、実際の症例に関するお話でした。

毎度歯周病の高名な先生のお話を聞いて思うのは、歯周病は治るという事です。
患者さんには歯周病だから仕方ないとあきらめている方も多いのですが、
歯周病治療は適切に検査と診断を行い、患者さん自身が治療しようと努力してくれるなら
治すことが可能です。もちろん20代の健康な状態に戻るわけではありませんが、
だんだん悪くなっていくという状態ではなく、セルフケアで歯茎の腫れや出血、痛みが起きないようにすることができる
状態に変えることは可能です。

今後も歯周病治療に真摯に向き合っていきたいと思った1日でした。


スウェーデン式歯科治療のDVD発売

あきる歯科院長の濱窪です。

先日撮影したスウェーデン式歯科治療のドクター向けDVDが発売されました。



少しでも歯周病治療の助けになれば幸いです。

頑張らなくていい

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

勤務医の新井先生がcafeglobeの取材を受けました。

下記のURLからどうぞ
http://www.cafeglobe.com/2016/12/058547itoyouji.html

歯磨きのしかた、フロスの使い方などについてです。

DVD収録中

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

昨日は歯科医師向けの治療説明DVDの収録でした。
カメラに向かってしゃべるのは初めてなので嚙みまくりでしたが何とか終了。

完成待ちです。


笑気吸入鎮静法

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

前回のお話の続きですが、歯科治療に対する恐怖心が強い方や嘔吐反射が強い方には笑気がお勧めになります。
笑気は導入が早く、抜けるのも早いため、車で来院していただいても大丈夫です。

準備として5分ほど酸素と笑気の混合ガスを吸入していただくことになりますが、通常の治療と違う点は、笑気を吸入する鼻マスクを装着していただくこと、積極的に鼻から吸引していただくこと、導入して5分、施術が終わった後5分ほど回復までお時間をいただくことになります。

注意点としては、中耳炎治療中の方、2か月以内に眼科の手術を受けた方、妊娠中の方はできないこと、鼻詰まりなど鼻から息ができない場合はできないこと、施術中に口を開くとそこから笑気が抜けるため、お話は最小限、マスクがずれないように、マスクから吸入するようにするなど患者さんの協力が必要なこと、効果に個人差があることなどがあります。

効く人には非常に便利なアイテムになりますが、向き不向きがあるため、初回1080円でお試ししていただくことをお勧めしています。興味がある方はお声がけください。


痛みが少ない治療のために

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

 先日書きました歯科恐怖症や嘔吐反射の強い方の治療に関してですが、まず第一に痛みが少ない治療を行うことが目標になります。

無痛治療とよく言われますが、厳密には無痛治療というものは存在しません。正しくは減痛治療ということになりますが、痛みを感じないように留意すれば、無痛で治療を行うことも可能になります。

ポイントはまず表面麻酔(塗る麻酔)を効かせること、歯肉を乾かして奏功しやすい状態で表面麻酔を塗ります。
次に、麻酔の注射の針を刺すときが痛いため、歯茎の柔らかく動く部分をひっぱってテンションをかけ、針を刺すのではなく、粘膜側を針にかぶせるようにすると刺入の痛みが出にくくなります。

次に、麻酔薬を注入するときの圧力が痛みの原因になりますので、電動注射器などゆっくりと薬液を送り出すものを使用するとなお痛みが出にくくなります。

針自体に恐怖を感じる方もいますので、その場合はシリジェットという無針注射器で表面麻酔をしっかり効かせる方法もあります。


水圧で麻酔薬を注入する無針注射器「シリジェット」

また、歯科で苦手とされることの一つに「歯石取り」が染みるということがあります。
原因としては、歯周病になったたため、通常保護されている歯の根の部分が露出してしみやすくなっている場合や、炎症を起こしている歯茎が痛む場合、超音波の振動が強い場合などがあります。

現在使用しているエアフローマスターピエゾンはチップへの負荷が小さいときにはパワーを弱め、負荷が大きいときにはパワーが大きくなるという先進フィードバック制御により、不要なパワーによるチップの振動で生じる歯面への負担を軽減します。また、振動を制御することでチップの先がぶれて歯に強く当たっていたいということが起こらないようになっているため、非常に優しく歯石をとることが可能です。

それでも超音波歯石取りが苦手な方には、グリシンや重曹のパウダーを噴霧することで広範囲のバイオフィルムの除去をおこない、痛みが出ることを避けることができます。着色を落とす際にも有効です。


エアフローマスターピエゾン

このように痛みが出にくい機械や方法を使って治療をしていきますが、それでも怖いという方には笑気吸入鎮静法という、笑気ガスでリラックスした状態になり、恐怖心を抑えて治療を行う方法もあります。笑気についてはまた後日報告致します。

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