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あきる歯科ブログ 5ページ目

ヨシダ主催 鎌田秀一先生の予防セミナーに参加しました

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

この週末は口腔育成学会の理事鎌田秀一先生の予防管理型歯科医院のセミナーに、勤務医の新井先生と参加してきました。

鎌田先生は「健康であるための歯科医院」を実際に運営している歯科医師で、悪くならないために維持するための予防や、お話を中心にお話ししてくれました。あきる歯科も悪くならないための歯科医院を目指しているのですが、衛生士さんと鎌田先生が同じ目線で患者さんにお話ししている内容を聞くと目からうろこどころではなく、まだまだ頑張らないとと実感いたしました。

さっそく今日は歯周病、虫歯についての資料をさらにわかりやすく作り直し、HPも内容訂正をしております。

歯科医師、衛生士が当たり前に思っていても伝わっていない事、患者さんが受け入れやすい形にできるだけ伝える側が努力すること、伝わらなくても継続して医院のスタイルを作っていくこと等など、つい忘れがちなことを改めて勉強させていただきました。

今後も予防に力を入れていく予定ですので、ぜひあきる歯科で、継続する予防を受けにいらしてください。

医療安全対策講習会

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

 この週末は保険医協会主催の医療安全対策講習会に参加してきました。
肝炎やHIV等の感染症の対策や、心筋梗塞や脳梗塞、低血糖発作などに対する対策、訪問診療の留意点など、2年前にも受講しましたが改めて聞いてみると見直す点も多々ありました。
 
あきる歯科でもスタッフと共に次回のミーティングでの医療安全の見直しを行う予定です。


マウスピース矯正 スマイルトゥルー

こんにちはあきる歯科院長の濱窪です。

昨日の日曜日はマウスピース矯正の講習会でした。

今までのマウスピースと違い毎回型取りをしなくていいのと、歯に装置をつけることで
従来は難しかった歯の軸を修正しやすくなっています。

あきる歯科でもこれからつかっていこうと思います。


歯科衛生士募集中

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

7月いっぱいで衛生士の熊谷さんが寿退社することになり、あきる歯科では衛生士を募集しています。
詳しい待遇はこちらの求人募集からどうぞ。

更新前に書き込んでいるので、しばらく「只今、募集は終了しています。」の文字が残っているかもしれませんが
5月20日より7月20日まで正社員の衛生士さんを募集しております。
予防歯科、小児歯科、唾液検査、咬合誘導、インプラント介助等いろいろな治療に取り組んでみませんか?

就職、見学希望の方は
042-559-4786 担当 ハマクボまで 「衛生士募集の件について」でご連絡ください。



イケメンドクター 活動中

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

知っている方も多いでしょうが、勤務医の新井先生は「金曜日の聞きたい女たち」や「涙活」でテレビ出演しています。

4/29放送「全力!脱力タイムズ」





5/6放送 「金曜日の聞きたい女たち」



5/17放送 「涙活 お願いランキング」





ちょこちょことおもしろいこともやってますので診療室で見たら声かけてあげてください。

今年もツバメの季節です

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

ことしもツバメの季節になってまいりました。
毎年この時期になると道路沿いの軒先にツバメが巣を作ります。



診療室からも軒先を旋回するツバメが見えてとても気持ちよさそうです。


が、巣の下は、もちろん糞が落ちてきます。
注意書きを貼っていますが近くを通る方はご用心ください。

奥歯も保険で白い歯が作れるようになりました。

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

おととしの保険の改正から前から4番目、5番目の歯が保険で硬くて白い歯が作れるようになりました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、CAD/CAM冠よばれているハイブリッドレジンのブロックを機械で削りだした被せ物です。



CAD・CAM冠 




従来のプラスティックの歯より均一な素材を削ってつくる事で、強度が上がり割れにくくなったことが特徴です。
しかし、強度が向上したのと引き換えに、構成成分である「多官能性メタクリレートレジンがセメントとほとんど接着しない事、割れにくくなった理由として弾性が向上しているため、たわむことにより外れやすいという欠点が指摘されています。

当院でも、実際この2年で割れた方は0人ですがおひとり外れてきた方がいらっしゃいますが、奥歯を白く作れるというメリットは大きいため、
脱離と破折の可能性をお話しして了解していただいた方に作製しています。

 歯科の用語はわかりにくいですが、このCAD/CAM冠はハイブリッドセラミックではないのか?という問い合わせがありました。
これについてもこの機会に解説しておきます。

虫歯などを治す樹脂(プラスティック)の事をコンポジットレジンと言います。このコンポジットレジンは強度や接着性を高めるために、無機フィラーと呼ばれる、シリカやケイ酸塩ガラスなどの細かい粒子が入っています。

通常ハイブリッドセラミック冠と呼ばれるものは、このフィラー含有量が90%を超えるエステニア、グラディア等のセラミックに近い材質のコンポジットレジ ンで作ったものです。しかし、ハイブリッドセラミックという言葉には厳密な定義がないため、フィラーの含有量が多く強度が高いコンポジットレジンという解 釈であれば、フィラー含有量60%以上が条件となっているCAD/CAM冠もハイブリッドセラミックの一つということになります。 

しかし、臨床導入されてまだ、2年のため強度や変色についての見解が出ていない事、従来の金属フレームにハイブリッドセラミックをくっつけて作った物と作 成法、フィラー含有量が大幅に違うことから、当院ではCAD/CAM冠をハイブリッドセラミックと呼称することはないと思います

歯医者が教える「小さい虫歯は削らないで進行を止めることで歯を削らない」方法

虫歯は削らない方がいい?

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

前回に引き続き虫歯の治療のお話です。
歯の治療はどの材料や方法を使っても永遠に持つものはありません。
材料の進歩により昔よりは長持ちするようにはなっていますが、それでもいずれ劣化してきます。

歯の詰め物の接着剤が劣化した場合、接着剤が流れたすきまに汚れが入り虫歯になる2次カリエスという状態になります。
これを避けるためには初めから虫歯を削らない方がいいのはもちろんですが、小さい虫歯の場合に進行しないように処置を行い、
経過を見ていくという方法があります。

削らなくていい虫歯ってどんなもの?

も ちろんどんな虫歯でもいいというわけではありません。軽度の虫歯、表面だけが虫歯で穴が開いていないものや、溝の部分だけ物に限ります。また、口腔内環境 がいい方の場合は経過観察が可能ですが、虫歯リスクの高い方の場合は推奨できません。経過を見ている間に進行する可能性の方が高いからです。
条件としては、
・ 清掃状態が良好な方(プラークの付着が少ない方、セルフケア後該当部位にプラークが残っていない方)
・ 砂糖の摂取が少ない方(3食以外の間食が2回までの方)
・ メンテナンスに来院できる方(3~4か月ごとに経過が見れる方。進行して虫歯になるのなら治療してしまった方が歯のダメージは少ないです)
・ 唾液検査で唾液の量、質、虫歯菌の量が少ない方(できれば唾液検査により口腔内の環境が把握できる方がベストです)

削らない場合の虫歯の治療の方法は?

軽度の場合は歯科医院での高濃度のフッ素塗布と、自宅でのセルフケアでのフッ素の使用になります。
大人の方でも子供の方でもフッ素は虫歯の予防に有効です。自宅でのご使用は、通常はビーブランドなどのフッ素洗口がお薦めですが、大人の方で歯周病などで歯の付け根が露出して虫歯になってきている方はチェックアップルートケアという根っこの虫歯予防用歯磨きも出ています。

リ スクがある程度ある場合、歯の溝の虫歯の予防としてはシーラント(フッ素入りの樹脂を溝に流して歯を削らずに汚れが入らないように詰めてしまう方法)があ ります。それ以外の方法としては薬剤をマウスピースに入れて装着してお休みしていただくことにより予防を行う3DSという方法もあります。

経過を見られる状態か、予防を行うかは歯科医としっかりと相談したうえで決めてください。リスクが高い状態で、「歯は削らない方がいいんだ」と虫歯を残しておくと、そのまま進行してしまいその時点で治療を行っていた方がよかったということになりかねません。



歯医者が教える「歯を削らない方が歯が長持ちする」の本当と嘘

◆歯を削らない方が歯は長持ちする?

こんにちは、あきる歯科の濱窪です。

「歯を削るとはの寿命が短くなるんでしょう?」という質問は、結構な頻度で患者さんから問われます。
みなさんいろいろなメディアで知識を得ていますので、歯の健康への興味が大きくなっていることは非常に喜ばしい事です。
さて、この質問への回答は、基本的に「YES!!」なのですが、いくつか例外があります。

◆歯を削ると寿命が短くなる理由

まず、何故歯を削ると歯の寿命が縮まるのかですが
①詰め物、被せ物の場合 詰めたものと歯の間から虫歯になりやすくなる
 
初めから一つの塊である歯と違い、被せたもの・詰めたものは接着剤でくっつけています。接着剤は経年劣化しますので
劣化してはがれた部分や、接着剤が流れてすきまになった部分に汚れがたまると虫歯になります。
また、型取りをしてる食っている歯もミクロのレベルでは段差があります。そこについた汚れから虫歯になってしまうこともあります。
被せ物の平均寿命が7~9年くらいといわれていますので、それくらいでまた虫歯になってしまっている可能性があるということです。

②神経の治療の場合 内側から歯を削っているので歯の厚みが薄くなり割れる原因になる

虫歯が深く神経の治療を行う場合、歯の中を通る神経の管にばい菌や腐敗した神経の残骸を残すとあごの骨に膿がたまる原因になります。そこで、神経の管になる細かな凹凸に汚れが残らないように内側から凹凸がなくなるように削っていく治療が必要になります。長い期間虫歯になっていた場合などは、内側からばい菌が歯の中にしみ込んでいますので、ばい菌の入り込んだ歯ごとこそげ落とすことになります。

そうして内側から削られた歯は、自然な、神経が通っていた時よりも薄くなります。今年の4月からファイバーの土台も保険で使えるようになりましたが、歯よりも硬い金属の土台がその中に入った場合、金属の固さに歯が負けてしまい割れてしまうことがあります。

基本的には歯を削らない方が、歯の寿命は長持ちするというのはこういう理由からです。

◆歯を削った方がいい場合って?

そうするとどんな場合でも歯を削らない方がいいのではないか?ということになりますが、そもそも歯を削るのは虫歯や神経の炎症が起きているのが理由です。神経にばい菌が入っている場合や虫歯ができている場合は治療のために歯を削らないと、我慢していてもどんどん悪化して治療が苦しく、難しくなっていくだけです。歯を削った方がいいというわけではありませんがこの場合は削らなければ治療ができませんので仕方ないということになります。

歯を削らないことにこだわりすぎて、病気の歯を放置することを希望する事がありますが、これは後で治療を行った場合より大きく歯を削ることになるか、最悪歯を失うことになりますのでお勧めできません。「絶対に歯は削らない方がいい!」と思いこまないようにしてください。タイトルの「歯を削らない方が歯が長持ちする」が嘘になる場合はこの場合です。

また、歯の色合いや形態が気になる場合、歯の生え方の問題で虫歯や歯周病になりやすい場合などは歯を削って詰め物やかぶせ物を行うことで、きれいな歯の色合いを得ることや、清掃しやすい形態にして今後の歯の寿命を長くできる場合もあります。上に書いてある過去に治療した詰め物から虫歯になってきている場合なども、放置するよりは治療を行って清掃しやすい形にする方が、多くの場合お薦めになります。

◆それでも歯を削りたくない場合

薬剤の殺菌作用で歯にしみ込んだばい菌を殺菌するドッグベストセメントや3MIX、神経が露出した場合に神経を保護し、歯の壁ができるのを促すMTAセメントなど歯を削らない、もしくは神経を残す治療を行えば治療のために歯の寿命を縮めることを避けることは可能ですが、一番いいのは予防をしっかり行い、歯を削る機会をつくらないことです。

また、歯を失った場合に両脇の歯を削って繋ぐブリッジという治療法を行う場合、神経を抜いて歯をすべて覆うように被せる場合もありますが、歯の寿命を考えた場合、削る量を最小限にして歯をつなぐ接着ブリッジという方法もあります(歯のかむ部分と舌側のみ削り接着剤の強さで固定する方法)。

この方法であれば外側(唇・頬側の自分の歯は残すことができ、削る量もすべて覆う場合の20~40%くらいですむため、見た目もよく、歯の寿命も縮めすぎないで治療することが可能です。(欠損した歯の数や、残っている歯の状態によっては選択できません。担当医にご相談ください)

◆虫歯は自然に治る?

 
このことに関連して、しばらく前にメディアに流れていた、「虫歯は放置していても治る」ということを念頭に置いて歯を削らない方もいますが、これは大きな間違いです。正確にいうと、「穴が開くほどでない虫歯の場合は、口腔内の環境が整っていれば再石灰化することで回復する場合がある」です。

脱灰と呼ばれる歯の表面が酸で溶け白っぽくなっている状態は、口腔内が酸性に傾くことで起こり、唾液の感想作用によりアルカリ性に傾けば唾液中のリンやカルシウム分を補給することで半透明の健康な状態に戻ります。目で見える穴が開いてしまった状態から自然回復することは現実的に難しいです。

この脱灰からの再石灰化自体は非常にいいことなので、口腔内の清掃をしっかり行い細菌を減らすこと、口の中が酸性に傾く砂糖の摂取を控えること、酸を中和する唾液を出すためによく噛むこと、再石灰化を促すフッ素を使用すること、歯の成分を補給するPOS‐CAFやリナメル、MIペーストを使用することで脱灰の治療を行っています。

最後にもう一つ、これも上記の話と混ざって伝わっていることがありますが、「小さい虫歯は削らないで進行を止めることで歯を削らない」という方法はあります。 以前も少し触れていますが、これについてはまた後日書こうと思います。

歯の清掃率を簡単に向上させる方法。 え?お猿さんもフロスをするの?

こんにちは、あきる歯科院長の濱窪です。

院内で歯磨きについてご説明するときに必ずお話しするのが、歯ブラシ以外の歯間ブラシ、フロスを使って下さいということです。

歯ブラシがよほど苦手な方でない限り、時間(1回5分くらい)と回数(一日3回最低朝晩2回)を守っている方ならば、歯の汚れはある程度落とせています。しかし、歯ブラシで落とせる汚れは60%くらいだといわれています。歯磨きの上手な方、歯科医院でブラッシング法を教わって丁寧に歯磨きされている方はこの限りではないですが、60%から歯磨きのスキルを上げて清掃率をよくするのなら、フロスや歯間ブラシを使った方がよほど効率的になります。

音波ブラシや、ウオーターピックなど効果の高い補助器具はいろいろとありますが、コストが安く、すぐできて、効果が高いという点ではフロスが一番おすすめになります。歯間ブラシは歯周病の方にはおすすめですが、やりすぎると歯の間が傷がついたり歯茎の退縮を起こすことがあります。フロスも使い方を間違えば歯茎を傷つけたり、歯を削る危険はありますが、どんな方でもある程度使用可能です。
そして、フロスを使用することで、前述の清掃率は60%から80%に簡単に向上します。

フロスの使用で気を付けることは、歯の根元に沿わせてかきあげるように上に動かすこと、歯の側面をのこぎりで引くようにギコギコ動かさないこと(歯と歯の間を通すときに通りにくい時だけ前後運動してください)、力を入れすぎて歯茎に食い込ませないことです。

比較的容易に清掃率を改善することができるフロスですが、アメリカでは80%が歯磨きの時にフロスを併用し、スウェーデンでは50%、日本では20%の使用率です。
「虫歯になりやすい」、「歯磨きが上手にできない」という方はまずフロスを使用してはいかがでしょう?フッ素をしみこませたフッ素入りフロス何てものもありますよ。

これは2009年の記事ですが、カニクイザルの母親が、子ザルにフロスの使い方を教えている動画です。

タイの野生のカニクイザルが人間の髪の毛を数本よりあわせてフロスを作り、歯磨きに使っていたそうです。
そして、子ザルにフロスのやり方を教えるために、自分で使用しているときよりもゆっくりと、大げさにフロスを使っているところをみせていたということです。

野生のサルが保証するフロスの有用性!? 
皆さんもぜひ使ってみてください。




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