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最近のエントリー
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あきる歯科ブログ
成人式、就職活動、ブライダル前に矯正がしたい!
先日患者さんから、「ブライダル前に矯正がしたい」という申し出がありました。
人生の区切り、成人式や結婚式前に矯正をしておきたい。気持ちは重々わかります。
また、就職活動前に少しでも印象をよくしたい!等の理由で矯正を希望される方が
いらっしゃいます。
「欧米では矯正をしているのが普通」なんて文言を見ると、気になってしまいますよね。
僕たちも、せっかくの記念日なので、きれいにしてその日を迎えるお手伝いができればうれしいです。
でも、矯正治療は時間がかかります。少なくとも1年、状態にもよりますが余裕を見ると2年前には
治療に取りかかっておきたいです。
「2年前に結婚するのなんかわからないよ!」と言われるとそうなんですけれど・・・。
卒業式や成人式は結婚式と比べると予測がつきますので、もし、大きなイベント前に
歯並びをきれいにしたいという方は早めにご相談下さい。
あきる歯科では目立ちにくいマウスピース矯正(インビザライン)も、矯正認定医の先生が行っております。
(あきる歯科)
2025年4月17日 16:11
ブルーラジカルと口臭治療
4/15(火)21:00~の日本テレビの「カズレーザーと学ぶ」という番組にて、ブルーラジカル治療について触れられていました。
歯周病のポケットを減少させることで口臭対策も行えるという内容ですが、口臭は8割が磨き残しか虫歯菌や歯周病菌の匂いが原因なので、歯周病治療を行えば改善することが多いです。当院での口臭治療でも、まずは虫歯の治療と歯周病の検査と治療を行い、それで改善しない場合は口臭測定器「オーラルクロマ」により、磨き残しか、虫歯菌や歯周病菌によるものか、内臓系によるものかの判定を行います。
磨き残しや虫歯の穴に食べかすが詰まっている場合はある程度自分でもわかることがありますが、歯周病が原因の場合は、見た目や口の中の感触では自覚しにくく、歯茎の出血や腫れが自覚のきっかけの目安になります。歯周病菌特有のツンとした刺激臭は自分では気がついていないことも多いので、歯磨きして出血がある、歯茎が見た感じ腫れている場合などは要注意になります。
勿論定期的に歯科医院で検診を受けているのならば歯周病に関してはお話があるとおもいます。しばらく検診を受けていない方は歯科医院での検診を受けてみて下さい。
歯周病が進行している場合は、ブルーラジカルに治療によって従来の歯周病治療よりも改善しやすくなりますのでお問い合わせ下さい。。
(あきる歯科)
2025年4月16日 18:52
スポーツ歯科認定医 取得
スポーツマウスガードテクニカルインストラクターに続き、
スポーツ歯科学会認定医を取得することができました。
まだスポーツ歯科の歴史自体が浅いので、登録番号が202号、日本で202人目の認定医です。
この頃はラグビーやラクロスなどのコンタクトスポーツの大会やオリンピックへの歯科医師の帯同も
義務になってきているので、マウスガードの作製や外傷の緊急処置など歯科医師の出番が多くなると思います。
僕も地域の大会など、声をかけていただくことがあれば参加していきたいと思います。
どなたかスポーツドクターが必要であればお声がけください。
(あきる歯科)
2024年12月 6日 10:26
ブルーラジカル講習会 受講してきました
昨今メディアで話題の歯周病を治すレーザー「ブルーラジカル」の講習会を受講してきました。
なかなか興味深かったのと、患者さんにも興味のある方が多いと思い書いておきます。
ブルーラジカルは世界初の歯周病を治す機械と言われています。
過酸化水素と青色可視光により歯周ポケット内部の殺菌を行う物で、非外科で重度の歯周病の治療が可能という治療機械です。
歯周病の治療は、基本的には超音波による歯石の除去、ハンドスケーラーによる根面の汚染物質の除去によって行われており、
物理的に器具をポケット底に接触させるために、重度歯周病では外科手術が必要でした。
ブルーラジカルは液体と光を使用することで非外科での歯周病の改善を行えることが特徴です。
今までも、レーザーなどで似た効果を出せるという機械はありましたが、
臨床研究の結果こういう効果が得られた人がいるというレベルで、
メーカーからも国からも、治療効果を保証する物ではありませんでした。
ブルーラジカルは治験をへて国から効果を保証された機械であり、これが世界初と言われる由縁です。
ポケットの改善、排膿、違和感の消失が顕著と言うお話で、あきる歯科でも是非つかってみたいと思います。
何点か、注意が必要なのは、
○レーザーを当てれば治るという物ではなく、清掃状態の改善が必須なのは通常の歯周病治療と同じと言うこと
(見た目で歯垢がついていない状態くらいの清掃状態でなければそもそも効果が望めない、治療を希望しても適応外になること)
○あくまでもポケット内の殺菌が非外科で可能というだけなので麻酔は必要
○ポケットは改善するが抜歯適応の歯が治るわけではない(抜かなければならない位の歯が治るわけではない)
○保険適応外 おおよそ1歯1万円~3万円 仮に全部の歯が重度歯周病の場合30~90万円
○1歯あたり5分のレーザー照射が目安 1ブロック奥歯を治療する場合20分レーザー照射+麻酔で30分程度の時間がかかる
あたりでしょうか。
機械自体も注文が殺到しており、はやくても導入は来年4月くらいになると言うことでした。
使用するのが楽しみです。
ブルーラジカル開発者の東北大学の菅野太郎教授と。
(あきる歯科)
2024年9月28日 10:32
認定MGテクニカルインストラクター(MGTI)取得
このたび日本スポーツ歯科学会の認定マウスガードテクニカルインスタラクター(MGTI)を取得しました。
「MGTI」とは、マウスガード(MG)の製作技工能力に優れている歯科医師あるいは歯科技工士に対して、
日本スポーツ歯科医学会が認定を行う専門資格です。
スポーツ歯科はまだ歴史の浅い分野であり、歯科医師の仕事として十分に認知されていないこともあって、
全国で235人しか取得していない資格です。
東京では大学病院や総合病院以外でMGTIの資格を持っている施設はまだ13施設しかありません。(2024年7月現在)
まあ、スポーツ用のマウスガードを作っている経験が多い歯科医師の認定といったところなので、
スポーツでマウスガードが必要な方、怪我が心配な方、いつでもご相談ください。
(あきる歯科)
2024年7月 8日 14:32
歯ブラシをしっかりやれば虫歯は防げるのか?
今日は、歯磨きのおはなし、歯磨きを頑張ってるのに虫歯になるの?
定期検診に言っていたのに虫歯になるの?
と、聞かれることがありますが、残念ながら答えは「イエス」です。
まず、前提として歯の表面がきれいに磨けて汚れや歯垢がない状態であれば虫歯にはなりません。
しかし、完璧に歯磨きをすることは難しいです。歯と歯の間、歯の溝、歯の付け根、
ブラシが物理的に届かない隙間というのがあるからです。
小学校の検診なんかで、歯の汚れを染め出して見てみると言うことをやったことがあると思いますが、
歯科医院に来て染め出しをした場合、よほど歯磨き指導をしっかり受けた人でない限り、歯の表面の7割程度は
汚れが残った状態になっています。平均的に6~7割は汚れが残っている状態です。
ご自宅で染め出し液を使って磨いている方や、歯磨き指導を定期的に何度も受けている方で
20~30%染まるくらいならばなら、相当によく磨けている方です。
これを20%以下にするのが歯周病治療における目標になるのですが、逆に言うと20%は相当に歯磨きが上手な方でも
汚れが残っていると言うことになります。だからこそ、一つは歯科医院で定期検診を行い虫歯ができていないか、
歯茎の炎症がないかを確認する必要があります。また、口腔内の環境を悪化させないために頻回の間食や、甘いもの、
特にお口の中に停留しやすいガムや飴やクッキーなどの摂取をコントロールする必要があります。
もう一つ、大事なのは、下図に示すように歯ブラシの毛先は顕微鏡で拡大すると、歯の溝より太いので
歯の溝の汚れを取ることができません。そのため隙間に届くフッ素で予防処置をすることが必要になります。
(あきる歯科)
2024年1月17日 12:35
骨粗鬆症の注意点
本日は、骨粗鬆症に関して。
骨粗鬆症は、骨吸収抑制剤が投薬されることが多いのですが、
服薬しているかたの抜歯等の外科処置を行ったときに骨壊死を起こすと言うことで
侵襲的な外科治療ー抜歯、インプラント、歯周外科、根尖切除術などの場合
休薬してから処置を行うことが推奨されていました。
2016年の骨粗鬆症に関するポジションペーパーにおいて、休薬する根拠にかけるが状態を見て
主治医と検討をするという内容だったのが、昨年2023年のポジションペーパーでは
原則として侵襲的処置時にも休薬しないことが示されました。
骨粗鬆症のかたも休薬の必要はなくなりましたのでご安心ください。
しかし、顎骨壊死にならないわけではなく、以前高容量骨吸収抑制剤服薬患者のインプラント治療などは
行うべきではないという見解が示されています。
骨粗鬆症の患者さんは、2023年のポジションペーパーでは全患者を歯科スクリーニングの対象とする
と記載されています。今後のリスクを考え、骨粗鬆症の治療を始めた方は早めに侵襲的治療を
行っておいた方がいいという事です。
骨粗鬆症の治療を始めた方、治療中の方は、一度歯科医院で検診を受けることを推奨します。
(あきる歯科)
2024年1月 5日 12:50
入れ歯はどんなものがいいのか?
今回は、入れ歯の種類について。
僕も診療をしているとどの入れ歯がいいの?とよく聞かれます。
解答ですが、入れ歯に関してはどれがベストというものはないので、
どの部分に困っているかでおすすめするものが変わってきます。
入れ歯で困る場合は大きく分けて4つ
①しゃべりにくい 違和感がある 味を感じない
②金属のバネの見た目がきになる 入れ歯のイメージが悪いので入れ歯をつけているのがわからないようにしたい
③入れ歯が痛くて調整してもなかなか治らない
④しっかり噛めない
この上記のどれかで困っている場合が多いです。
①しゃべりにくい 違和感がある 味を感じない
に関しては、総入れ歯で特に多く、
床の部分が舌を動かす邪魔になってしまうのでしゃべりにくい
クラウン(差し歯)やブリッジと違い床やバネなど今までなかったものがはいるので違和感が大きい
床の厚みが熱や味を遮断するのでおいしくない
等が原因です。
この場合は金属床義歯がおすすめになります。

床の厚みは保健の入れ歯の場合強度を確保するためにできれば1.5mm、最低1mmは厚みが必要になります。
金属で作れば割れることはないため0.1~2mmの厚みで作製が可能なため、異物感が少なく、
しゃべりやすく、熱も伝わる入れ歯が作成可能です。味に関しては特殊な素材で金属部分の強度を保ちつつ、
味覚を感じるものもあります。
②金属のバネの見た目がきになる 入れ歯のイメージが悪いので入れ歯をつけているのがわからないようにしたい
に関してはノンクラスプデンチャー、当院ですとスマイルデンチャーがおすすめになります。
金属のバネがなくゴムのような素材で歯を挟んで固定するため、ぱっと見には入れ歯を使っているようには見えないこと、
ゴムは曲がっても折れることはないので保健の入れ歯に比べれば薄く作ることも可能です。
ただし、ゴム素材はたわむため、歯の数が少ない場合入れ歯のたわみを押さえるために
金属の床材を入れる必要がある場合もあります。


③入れ歯が痛くて調整してもなかなか治らない ④しっかり噛めない
の場合はコンフォートがおすすめになります。
顎の骨が痩せた場合、骨の出っ張りが大きい場合は硬い入れ歯と骨に挟まれた肉の部分が痛くなりやすいです。
コンフォートは生体シリコンという歯肉に近い素材を入れ歯の裏側に貼り付けることで
痛みがなくしっかり噛めるようになる入れ歯です。厚みは通常の保健の入れ歯と同じようになります。
このように、ご自分の気になる悩みを改善する入れ歯を作成するのがおすすめになりますので
歯科医院で何に悩んでいるかを教えてください。
(あきる歯科)
2023年12月23日 11:19
マウスピースは身体能力をたかめるのか?
今日はスポーツ歯科におけるマウスピースについて。
スポーツ歯科でマウスピースを作っていると必ずでてくるのが、「マウスピースで身体能力が上がる」という言説です。
人気格闘漫画「グラップラー刃牙」の1話で刃牙の対戦相手の末堂がテンプレートを使用するシーンがありますが、
身体能力が30%アップなどととんでもないことを言っています。
本当だったらオリンピック選手みんなつけてますよね。
このあたりの「マウスピースで身体能力向上」に関しては一時期猛烈の流行し、実際に研究が行われた結果
一部の競技以外、ブラシーボ以上の効果が認められずに廃れていきました。
うたい文句としてはかみ合わせをがっちりさせることで筋肉に力が入るという事だったのですが、
人の筋肉は伸ばす筋肉と縮む筋肉がセットになっているので、仮に筋肉に力が入ったとしても
両方の筋肉に力が入ってしまうと相殺してしまうこと、複雑な動きが必要なスポーツ、例えば野球などでは
筋肉に力が入りすぎた場合体が硬くなりパフォーマンスが落ちること、そもそも多くのスポーツで、
試合中に歯をがっちりと咬むことは少ないこと(野球の投球、サッカーのパス、シュート、バスケのドリブル、ほとんどの場合
運動時にかみしめは起こっていません。)等から現在は否定されています。
アームレスリングやウェイトリフティングなど、運動中にかみしめることが常態となっているものなら
効果はあるかもしれませんが、現在のスポーツ歯科のスタンスとしては、歯の保護、外傷の予防が主な目的で、
付加的に体幹のバランスを向上させる効果があることが取り上げられるくらいとなっています。
しかし、本当に効果がないのかというと、FANGARMOUR(ファングアーマー)というメーカーの出しているマウスピースは
既存のスポーツ用マウスピースとは異なる発想で作られており、多くのスポーツマンが愛用しています。
こちらは正しい顎の位置にマウスピースで誘導することで体幹の安定、気道の確保を行いパフォーマンスの向上と体の可動域を広げるというものです。
ベンチプレス世界チャンピオン児玉大紀 オフィシャルブログ 「ベンチプレス世界チャンピオン」 Powered by Ameba (ameblo.jp)
ムエタイキックボクシング世界王者4冠中嶋平八オフィシャルサイト 『FANG ARMOR』 - 中嶋平八 (nakajimahey8dojo.com)
ユーザーとしては、塚越広大(レーサー)ロニー・クインタレッリ(レーサー)、中尾春香(モーグル)、中谷正義(OPBF東洋太平洋ライト級チャンピオン)、宮崎亮(元WBAミニマム級世界チャンピオン)、橋詰将義(日本スーパーフライ級新人王)、出花崇太郎(コンバットレスリング)、高山勝成(日本人初のボクシング主要4団体世界制覇)、渡辺一樹(レーサー)、中須賀克行(レーサー)などなど多くのアスリートが使用しています。
今回、プロアスリートを対象に作っていたFANGARMOUR(ファングアーマー)の開発者が、一般向けに
同じ発想で作製した新製品「ZONEPIECE」を販売することになり、僕も半信半疑ながらデモに来てもらったのですが、
スタッフにデモをやってもらった結果、5分のデモでスタッフの柔軟性が明確によくなりました。
具体的には体の硬いスタッフに前屈してもらうと指先が足首につくくらいだったのが、
デモ後、マウスピースをつけてもらうと床に指先がつくところまで柔軟性が向上しました。
左右への体のひねり(回旋)も、マウスピースをつけると明らかに曲がるようになります。
僕もちょっとびっくりしましたし、スタッフは大興奮していました。
これはすごいかもしれないと言うことで、自分用に一度作ってためしてみようと思います。
報告はまた後ほど。
(あきる歯科)
2023年12月11日 12:44
スポーツ歯科学会
先週末はお休みをいただいてスポーツ歯科学会に参加するために福岡にいっていました。
当院でもスポーツマウスガードの作製を行っていますが、
まだまだ普及せずに、つけ忘れて歯の脱臼(衝突などで歯が抜けてしまうこと)や
脳しんとう、相手への咬傷等が多いことが問題になっていました。
ヘルメットなどの用に徐々に義務化されているのですが、
「なくてもなんとかなる」「つけるのが面倒」「運動しにくい」等の理由で
つい外してしまっていることが多いのが現状です。
3つめのつけると運動しにくい事に関しては歯科医院で作製すればほぼ問題ないため、
市販のお湯で軟化させるタイプで使ってる方は一度歯科医院で作ってもらうといいと思います。
おくちをあけて落ちてくるマウスピースは、適合不良と言っていいと思いますので
心当たりのかたはご来院ください。
(あきる歯科)
2023年11月20日 18:34